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後場に注目すべき3つのポイント~下値は堅いがイベント通過まで様子見ムード

2018/8/21 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~下値は堅いがイベント通過まで様子見ムード 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅続落、下値は堅いがイベント通過まで様子見ムード ・ドル・円は下げ渋り、上海総合指数の上昇を好感 ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位は日東電工<6988> ■日経平均は小幅続落、下値は堅いがイベント通過まで様子見ムード 日経平均は小幅続落。6.55円安の22192.45円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えている。 20日の米国市場では、貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待などからNYダウが89ドル高と3日続伸した。一方、為替市場ではトランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げに不満を示したことが伝わり、円相場が一時1ドル=109円台まで上昇。本日の東京市場では円高進行を嫌気した売りが先行し、日経平均は88円安からスタートすると、朝方には22053.14円(145.86円安)まで下落する場面があった。ただ、その後は円高一服とともに下げ渋る展開となり、前日終値近辺まで値を戻し前場を折り返した。 個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、スズキ<7269>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>などが小安い。米長期金利の低下を受けて三菱UFJ<8306>も軟調。前日大きく売られたユニファミマ<8028>は本日も4%安と大幅続落した。一方、売買代金上位では任天堂<7974>やファーストリテ<9983>が逆行高。任天堂は一部証券会社の目標株価引き上げが観測された。東海カーボ<5301>は3%高と上げが目立つ。また、オープンドア<3926>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、非鉄金属、卸売業、ゴム製品などが下落率上位で、引き続き景気敏感株が軟調だった。半面、その他金融業、鉱業、鉄鋼などが上昇率上位だった。 日経平均は為替の円高一服を支えに値を戻し、22000円レベルでの下値の堅さが意識されるだろう。日経平均の予想PERは12倍台まで低下しており、4-6月期の企業業績が堅調だったことも踏まえれば、下値を大きく売り込む流れにはなりにくい。本日は中国・上海総合指数が強含みで推移していることも投資家心理にポジティブに働くとみられる。 しかし、前引け時点の東証1部の売買代金は8000億円程度にとどまっており、引き続き積極的な買いが入っている様子は見受けられない。20日から始まった米国の対中追加関税に関する公聴会、今週再開が見込まれる米中通商協議、23日から始まる米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)といった重要イベントの内容を見極めたいとの市場の思惑が強く、トルコ情勢などの先行き不透明感もあって一段の上値追いの動きは限定的だろう。後場の日経平均は前日終値近辺でのもみ合いとなりそうだ。また、新興市場ではマザーズ指数や日経ジャスダック平均が続落している。個別材料株でもやや値幅が出にくくなっておりイベント通過まで個人投資家も手控えムードとなる可能性がある。 ■ドル・円は下げ渋り、上海総合指数の上昇を好感 21日午前の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。序盤はドル売り先行で節目の110円を割り込んだが、上海総合指数の上昇で円買いは後退した。 ドル・円は、前日NY市場の流れを受け継ぎドル売り先行。日経平均株価の弱含みで円買いが強まり、ドルは一時109円70銭台まで弱含んだ。ただ、国内勢による買戻しで、ドルは値を戻す展開に。 その後寄り付いた上海総合指数が上昇基調を維持。ランチタイムの日経平均先物は上昇に転じたことから、目先の日本株の反転を見込んだ円売りが観測される。また、米長期金利の回復基調も、目先はドル買い要因となりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円78銭から110円10銭、ユーロ・円は126円26銭から126円78銭、ユーロ・ドルは1.1481ドルから1.1542ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・レントラックス<6045>やクリエアナブキ<4336>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位は日東電工<6988> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ロウ豪準備銀総裁 「次の行動は利上げの可能性が高い。利下げではない」 ・豪準備銀定例会合・議事要旨 「政策金利の据え置きが安定と信頼をもたらす」 「基調的なインフレは2018年が1.75%、2020年には2.25%までの上昇を見込む」 「貿易の保護主義や米国の財政刺激策が世界み通りにリスクを与える」 「米国のさらなる利上げリスクは豪ドル安となり、国内経済を支える」 「短期的に金融政策を調整する強い証拠はない」 「失業率やインフレが改善すれば、次の行動は利上げ」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・トルコ休場(24日まで) 《HH》
関連銘柄 14件
3926 東証プライム
725
9/4 15:00
-13(-1.76%)
時価総額 22,664百万円
旅行比較サイト「トラベルコ」の運営を行う。多言語旅行比較サイトや伝統工芸品紹介サイト「GALLERY JAPAN」の運営等も。テレビCMで競争優位性やブランド認知の拡大図る。ターゲット市場の拡充等に注力。 記:2024/06/15
4336 JQスタンダード
907
2/22 12:30
±0(0%)
時価総額 2,122百万円
中四国地盤の人材サービス会社。物流関連アウトソーシングなども。親会社の穴吹興産が完全子会社化に向けてTOBを実施へ。TOB価格は910円。TOB成立ならば上場廃止に。22.3期3Q累計は販管費増が重石に。 記:2021/12/14
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6045 東証グロース
687
9/4 15:00
-29(-4.05%)
時価総額 5,480百万円
クローズド型ASPの成果報酬型広告サービス事業が主力。金融の取扱高シェアが高い。検索連動型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業等も。既存広告事業の強化、海外展開の拡充等に取り組む。 記:2024/07/26
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17