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今日の為替市場ポイント:トランプ大統領の利上げ批判でドル買い抑制も

2018/8/21 8:47 FISCO
*08:47JST 今日の為替市場ポイント:トランプ大統領の利上げ批判でドル買い抑制も 20日のドル・円相場は、東京市場では110円41銭から110円68銭まで反発。欧米市場でドルは110円68銭から110円02銭まで下落し、110円07銭で取引を終えた。 本日21日のドル・円は、110円を挟んだ水準で推移か。トランプ米大統領は利上げに不満を表明していると伝えられており、リスク選好的なドル買い・円売りは目先的にやや抑制される可能性がある。 報道によると、トランプ米大統領は20日、ロイターとのインタビューで米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続する方針であることについて「気に入らない」との見方を伝えた。また、トランプ大統領は、FRBはもっと緩和的であるべきとの見方を示した。為替についてトランプ大統領は「中国は間違いなく為替操作をしている。操作されていると考える」と述べた。 市場関係者の間では「トランプ大統領が利上げを批判してもFRBは9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの追加利上げを決定する」との見方が多い。ただし、一部の市場関係者は「今週24日に行われるパウエルFRB議長の講演に対する関心はかなり高まった」、「金利引き上げについてパウエル議長が肯定的な見解を表明する否かを確認する必要がある」と指摘している。 なお、人民元相場については、米中貿易協議で議論される可能性があるとの見方が少なくないようだ。市場関係者の間からは「ドル高・人民元安の流れは米中貿易協議の前後で変わる可能性がある」との声が聞かれている。 《CS》