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イレギュラー的に売り込まれていた銘柄などの見直しに注目【クロージング】

2018/8/17 16:11 FISCO
*16:11JST イレギュラー的に売り込まれていた銘柄などの見直しに注目【クロージング】 17日の日経平均は3日ぶり反発。78.34円高の22270.38円(出来高概算11億1000万株)で取引を終えた。16日の米国市場では中国代表団の訪米予定が報じられ、米中貿易協議が再開されるとの期待からNYダウが400ドル近い上昇をみせるなか、日経平均は買い先行で始まった。ただし、来週予定されている米中貿易協議の行方を見極めたいとの模様眺めムードが強く、日経平均は寄り付き直後に付けた22340.95円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開が続いた。ただ、米中貿易協議への期待感から下を売り込む流れにもならず、後場の値幅は40円程度にとどまり、売買代金は7月下旬以来の2兆円割れとなった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、海運、精密機器、鉱業、保険、その他製品、銀行、鉄鋼がしっかり。半面、電力ガス、水産農林、ゴム製品、サービスが小安かった。指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>、テルモ<4543>、ファナック<6954>、京セラ<6971>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>が重石に。 東証1部の出来高が11億株程度、売買代金は2兆円割れと、売買は手控えられており、短期筋の資金の一部は中小型株に向かった格好であろう。一先ずマザーズ指数も反発しており、明確なボトム形成は意識しづらいものの、来週への期待を残す格好であろう。来週は米中貿易協議のほか、ジャクソンホールに市場の関心が集まろうが、報道等に大きく振らされる状況は変わりなく、依然として需給懸念が根強いものの、売り込まれている中小型株への自律反発狙いに向かいやすいと考えられる。また、決算後にイレギュラー的に売り込まれていた銘柄などの見直しにも注目。足元での値動きの荒さもあり、ポジション圧縮のほか、資金回転の速さから需給改善は進捗していると考えられる。投資家のセンチメントの観点からは、メルカリ<4385>の反転も待たれる。 《AK》
関連銘柄 7件
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10