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後場に注目すべき3つのポイント~米株高受けて買い先行も上値追い材料には乏しい

2018/8/17 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~米株高受けて買い先行も上値追い材料には乏しい 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶり反発、米株高受けて買い先行も上値追い材料には乏しい ・ドル・円は失速、材料難で動きづらい ・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は3日ぶり反発、米株高受けて買い先行も上値追い材料には乏しい 日経平均は3日ぶり反発。117.61円高の22309.65円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えている。 16日の米国市場でNYダウは396ドル高と大幅反発した。中国の王受文商務次官が8月下旬に訪米して事務レベル協議に臨むと中国商務省が発表し、両国の貿易協議が再開されるとの期待が高まった。東京市場では前日に伝わっていた内容だが、本日もNYダウの大幅上昇を好感した買いが先行し、日経平均は121円高からスタートした。寄り付き後は一時22340.95円(148.91円高)まで上昇したが、中国株の動向を見極めたいとの思惑などから伸び悩む場面も見られた。しかし、中国・上海総合指数の反発スタートを受けて堅調に推移した。 個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などがしっかり。トヨタ自は中国の生産能力を2割増強するなどと報じられている。米国市場で長期金利の上昇を受けて金融株が買われた流れを引き継ぎ、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といった銀行株も堅調だった。前日に伊藤忠<8001>による株式公開買付け(TOB)期間が終了したユニファミマ<8028>だが、本日は買い戻しが広がり4%近い上昇となった。一方、ファーストリテ<9983>、スズキ<7269>、東エレク<8035>、武田薬<4502>などがさえない。東エレクは米同業の市場予想を下回る業績見通しが嫌気されたようだ。セクターでは、海運業、鉱業、保険業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。電気・ガス業など4業種が下落した。 前日に安値から300円以上の戻りを見せた日経平均は、米NYダウの大幅上昇を支援材料として反発した。しかし、寄り付き後は上値追いの動きが鈍く、上下の値幅も100円弱とややこう着感の強い展開となっている。日足チャートでは200日移動平均線が上値抵抗として意識されており、同線の位置する22400円に迫る場面では売りが出やすいだろう。週末要因に加え、円安が一服していることや上海総合指数が朝高後に伸び悩んでいることから買い手掛かりにも乏しい。後場は模様眺めムードが強まりそうだ。 新興市場ではマザーズ指数が1.3%高で前場を折り返し、比較的強い動きを見せている。前日には一時932.07ptと2016年12月以来の安値水準を付けていたが、週末を前に売り方の買い戻しが入っているものと考えられる。また、新規高レーティングが観測されたヘリオス<4593>などのバイオ株が買われていることも指数の押し上げに寄与しているだろう。ジェネパ<3195>やイード<6038>はリリースを材料にストップ高を付けており、値動きの軽い小型材料株の物色は活発となっている。 ■ドル・円は失速、材料難で動きづらい 17日午前の東京外為市場でドル・円は失速。米中貿易摩擦の回避に期待はあるが、材料が乏しく円売りは縮小した。 ドル・円は、来週にも開催される米中の次官級協議に向け、両国の摩擦回避に思惑が広がり、やや円売りに振れやすい。また、トルコリラがやや安定した値動きのため、警戒の円買いも後退ている。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、目先の日本株高基調を見込んだ円売りの継続が見込まれる。ただ、来週のジャクソンホール会合などに向け、やや動きづらい地合いのようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円81銭から111円05銭、ユーロ・円は125円96銭から126円27銭、ユーロ・ドルは1.1367ドルから1.1378ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・明治機械<6334>やホロン<7748>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・河野外相 「コロンビア新政権との関係構築を進める考えで一致」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 19件
3195 東証グロース
247
9/4 14:53
-5(-1.98%)
時価総額 2,044百万円
家具や家庭用品、アパレルなど70万超のアイテムを扱う「リコメン堂」を運営。商品企画関連事業、WEBメディアの運営等も。ECマーケティング事業は収益伸長。為替差損の減少等で、24.10期1Qは経常黒字転換。 記:2024/04/16
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4593 東証グロース
206
9/4 15:00
-7(-3.29%)
時価総額 18,567百万円
体性幹細胞再生医薬品、iPSC再生医薬品等の開発を行うバイオベンチャー。iPS細胞株の外販等も。研究開発技術、臨床開発経験などが強み。AND medical社と培養上清活用に向けた共同研究契約を締結。 記:2024/05/08
6038 東証グロース
804
9/4 15:00
+25(3.21%)
時価総額 4,041百万円
自社開発プラットフォーム利用のサイトを複数運営。調査サービスやECシステムも。24.6期上期は好採算のネット広告が足踏み。だが前期買収会社の貢献もあって広告以外の拡大続く。通期では増収増益・増配を見込む。 記:2024/04/15
6334 東証スタンダード
332
9/4 15:00
-8(-2.35%)
時価総額 3,786百万円
1899年創業の食品産業機械メーカー。精選機械や粉砕機械等の製造・販売、プラントエンジニアリングを手掛ける。製粉、飼料向けに強み。Abalanceの持分法適用関連会社。食品関連顧客向けで受注強化図る。 記:2024/08/27
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7748 JQスタンダード
3,115
3/29 15:00
-105(-3.26%)
時価総額 11,912百万円
半導体の検査・測定装置を展開。マスク用電子ビーム微小寸法測定装置やマスク用元素分析欠陥検査装置を手掛ける。電子ビーム制御技術に定評。次世代機は開発順調。為替差益は増加。22.3期3Qは2桁増収増益。 記:2022/02/14
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,483
9/4 15:00
-341(-4.36%)
時価総額 11,859,732百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,974
9/4 15:00
-163(-5.2%)
時価総額 7,551,730百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17