マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/28 10:40:23
15,499,127
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

まずは外部環境の落ち着きからの目先底を見極める必要【クロージング】

2018/8/13 16:06 FISCO
*16:06JST まずは外部環境の落ち着きからの目先底を見極める必要【クロージング】 13日の日経平均は大幅に下落。440.65円安の21857.43円(出来高概算15億2000万株)で取引を終えた。トランプ米大統領がトルコから輸入する鉄鋼及びアルミニウムへの関税額を2倍に引き上げたことにより、トルコ・リラが急落するなど金融市場の混乱を招き、リスクオフの中で日経平均は終値ベースで7月11日以来の22000円を割り込んだ。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1800を超えており、全体の9割近くを占める全面安商状。セクターではサービスが小幅ながら唯一上昇した他は32業種が下げており、機械、海運、非鉄金属、電気機器、ゴム製品の下落率は3%を超えている。指数インパクトの大きいところでは、決算評価からリクルートHD<6098>が終日しっかりだったが、一方でファーストリテ<9983>、TDK<6762>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>の弱さが目立っている。 トルコ・リラへの警戒感のほか、半導体関連への慎重な見通しが増えてきていることも、先行き不安を高める格好となっている。また、メルカリ<4385>ショックが続きマザーズ指数が1000Ptを割り込んでいることも、個人投資家の需給悪化につながっているようである。トルコ中銀が「必要に応じて流動性供給、金融の安定維持へ措置」との声明発表が伝えられたが日経平均は22000円を回復できず、先行き不安が根強い需給状況である。 アノマリーから8月相場の弱さは想定されていたものの、外部環境に振らされにくい中小型株も断続的な売りに押されるなど、需給状況の悪さが窺える状況である。物色対象に広がりが見られず、中小型株ではテリロジー<3356>など強い動きをみせている銘柄に短期資金も集中している状況であろう。決算評価も朝方の買い一巡後はじりじりと値を消す流れがみられており、まずは外部環境の落ち着きからの目先底を見極める必要がありそうだ。引き続きイレギュラー的な価格形成が付きやすく、ボトム形成を見極めながらの押し目拾いのスタンスになりそうだ。 《AK》
関連銘柄 9件
3356 東証スタンダード
337
10/27 15:00
+7(2.12%)
時価総額 5,587百万円
海外のハードウェアやソフトウェア製品を輸入販売。社内ネットワークの構築や医療機関向け多言語サービスも事業領域。米Synackとのパートナーシップでセキュリティ領域を拡充。受注拡大し、3Q累計は大幅増収。 記:2022/03/23
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10