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2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは7ドル安、アップルの時価総額は1兆ドル突破

2018/8/3 7:40 FISCO
*07:40JST 2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは7ドル安、アップルの時価総額は1兆ドル突破 ■NY株式:NYダウは7ドル安、アップルの時価総額は1兆ドル突破 米国株式相場はまちまち。ダウ平均は7.66ドル安の25326.16、ナスダックは95.40ポイント高の7802.69で取引を終了した。米中貿易摩擦への警戒感からアジア・欧州株が全面安となり、売りが先行したものの、携帯端末のアップル(AAPL)の決算が引き続き好感され、主要ハイテク株に幅広く買いが広がる展開となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や家庭・パーソナル用品が上昇する一方でメディアや素材が下落した。 電気自動車のテスラ(TSLA)は、決算で今四半期以降の黒字転換に自信を示し、資金枯渇への懸念が後退し急騰。アップルは、決算を受けた買いが継続し、米企業で初めて時価総額1兆ドルを突破した。ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)はセキュリティ関連スタートアップ企業を23.5億ドルで買収合意し買われた。一方で、食材宅配サービスのブルーエプロン(APRN)は、大幅減収が嫌気され急落。旅行口コミサイトのトリップアドバイザー(TRIP)やイスラエルの製薬テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(TEVA)も、決算内容が嫌気され大幅下落となった。 雇用統計では、非農業雇用者数が19.3万人増、失業率は3.9%増が予想されている。市場を大幅に下回らなければ、年内の追加利上げ見通しが拡大するだろう。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:米雇用統計への期待でドル強含み 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円32銭まで下落後、111円72銭まで上昇し、111円62銭で引けた。米中貿易摩擦激化を警戒したリスク回避のドル売りが強まったのち、良好な7月米雇用統計への期待が高まり、ドル買いが再燃した。 ユーロ・ドルは、1.1632ドルから1.1582ドルまで下落し、1.1585ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが継続。ユーロ・円は、129円25銭まで下落後、129円62銭まで反発。ポンド・ドルは、1.3015ドルまで下落後、1.3064ドルまで反発した。英国中央銀行は会合で市場の予想通り0.25ポイントの利上げに踏み切ったが、英中銀のカーニー総裁は会見で「ブレグジットの結果が金融政策にも影響する」と指摘したことから、ポンド売りに拍車がかかった。ドル・スイスは、0.9934フランから0.9956フランまで上昇した。 ■NY原油:反発で68.96ドル、地政学的リスク増大を警戒した買いが入る NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:68.96 ↑1.30)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比+1.30ドルの68.96ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時69.36ドルまで買われた。イランは数日以内にホルムズ海峡で軍事演習を行なうとの一部報道を受けて地政学的リスクが高まったことが要因。クッシングの原油在庫減少との見方も買い材料となった。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 31.28ドル +0.03ドル(+0.10%) モルガン・スタンレー(MS) 49.81ドル -0.37ドル(-0.74%) ゴールドマン・サックス(GS)233.99ドル -2.05ドル(-0.87%) インテル(INTC) 49.48ドル +0.67ドル(+1.37%) アップル(AAPL) 207.39ドル +5.89ドル(+2.92%) アルファベット(GOOG) 1226.15ドル +6.14ドル(+0.50%) フェイスブック(FB) 176.37ドル +4.72ドル(+2.75%) キャタピラー(CAT) 138.01ドル -0.53ドル(-0.38%) アルコア(AA) 42.48ドル +0.44ドル(+1.05%) ウォルマート(WMT) 88.76ドル +0.52ドル(+0.59%) スプリント(S) 5.66ドル +0.28ドル(+5.20%) 《HT》