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後場に注目すべき3つのポイント~こう着感強めるが23000円回復へ期待高まる

2018/7/18 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~こう着感強めるが23000円回復へ期待高まる 18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅に4日続伸、こう着感強めるが23000円回復へ期待高まる ・ドル・円は6カ月ぶり113円台、節目で攻防 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は大幅に4日続伸、こう着感強めるが23000円回復へ期待高まる 日経平均は大幅に4日続伸。223.84円高の22921.20円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えている。 17日の米国市場でNYダウは55ドル高と4日続伸、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で米景気の堅調さを強調し、緩やかな利上げ継続を支持したことが好感された。また、主要企業の決算に対する期待も引き続き相場を押し上げた。為替市場では米利上げ継続の観測が広がったことから円相場が一時1ドル=113円台まで下落し、本日の日経平均は米株高や円安を好感して220円高からスタートした。前場は22900円を挟んで堅調に推移し、22949.32円(251.96円高)まで上昇する場面もあった。 個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、エーザイ<4523>などが堅調だった。指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>、前日まで大きく売られていた安川電<6506>は2%超の上昇。村田製<6981>などのハイテク株も上げが目立つ。前沢社長がプロ野球球団運営に意欲を示したスタートトゥ<3092>だが、日経平均採用候補との見方も広がり買いを集めた。また、SKジャパン<7608>が連日でストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、任天堂<7974>が反落したほか、東海カーボ<5301>、キーエンス<6861>、JT<2914>などが軟調。JTは健康増進法改正案の成立見通しを受けて売られたようだ。ソニー<6758>や武田薬<4502>は小安い。セクターでは、石油・石炭製品、ゴム製品、水産・農林業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。鉱業など4業種が下落した。 日経平均は直近の戻り高値水準で節目として意識される23000円に迫り、急ピッチの上昇に対する短期的な過熱警戒感もあって利益確定売りが出やすいところだろう。ここまで日経平均の上下の値幅は75円ほどにとどまっており、ややこう着感の強い展開となっている。ただ、ここ数日は海外投資家の先物買いなどから後場強含む場面が多く見られ、23000円台回復への期待が高まりそうだ。為替の円安推移が出遅れ感の強かった自動車株などの見直しにつながっている。また、アジア市場では中国・上海総合指数が4日ぶりに反発しており、中国景気の減速懸念から前日まで売りがかさんだ設備投資関連株にも買い戻しの動きが見られる。通商問題などへの懸念を抱えつつも、目先は米国を中心とした景気の底堅さが意識されているようだ。 新興市場でもマザーズ指数や日経ジャスダック平均が反発した。ただ、マザーズ指数は朝方の買いが一巡すると伸び悩んでいる。主力大型株に関心が向かいやすい状況だが、個人投資家が中小型株に対し、需給面で選別色を強めているとみておきたい。 ■ドル・円は6カ月ぶり113円台、節目で攻防 18日午前の東京市場で、ドル・円は小じっかり。前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)の議会証言でドル買い基調が続き、今年1月以来の113円台を一時回復した。 ドル・円は、FRB議長のタカ派寄りの見解を背景にドル買いが先行。また、日経平均株価の大幅高でリスク選好的な円売りに振れ、ドル・円は6カ月ぶりに113円台を回復した。ただ、その後は節目付近の売り圧力でドルはやや押し下げられた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、日本株高継続への思惑で円売りに振れやすい。また、上海総合指数など中国株高も円売りを支援。一方、FRB議長の強気な発言はドル買い安心感を誘発しており、午後以降もドル買いは継続しそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円85銭から113円08銭、ユーロ・円は131円57銭から131円77銭、ユーロ・ドルは1.1649ドルから1.1662ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ALBERT<3906>やチェンジ<3962>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ジョージ米カンザスシティ連銀総裁 「完全雇用や物価安定が見られる状況では、経済活動への政策の影響は中立的であるべき」 「政策を中立スタンスに戻すため、緩やかな追加利上げが必要になる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 16件
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
1,329
9/4 15:00
-49(-3.56%)
時価総額 96,964百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネス等を手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。公共DX、セキュリティ再編に集中。LoGoチャットは有償自治体数が増加傾向。 記:2024/05/08
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7608 東証スタンダード
707
9/4 15:00
-29(-3.94%)
時価総額 6,002百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品の企画・開発等を行う。忠犬もちしば、うさかめ兄弟などオリジナルキャラクターに強み。キャラクターエンタテインメント事業では⼤⼿取引先向けの別注商品などが順調。 記:2024/05/12
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17