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後場に注目すべき3つのポイント~外部環境への警戒感から週越しのポジション取りづらく

2018/6/29 12:53 FISCO
*12:53JST 後場に注目すべき3つのポイント~外部環境への警戒感から週越しのポジション取りづらく 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続落、外部環境への警戒感から週越しのポジション取りづらく ・ドル・円はもみあい、方向感は乏しい ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はダイキン工業<6367> ■日経平均は3日続落、外部環境への警戒感から週越しのポジション取りづらく 日経平均は3日続落。76.18円安の22194.21円(出来高概算5億7000万株)で前場の取引を終えている。 28日の米国市場では金融株やハイテク株が買われ、NYダウは98ドル高と反発した。為替相場も朝方、1ドル=110円台半ばと前日より円安方向に振れており、本日の日経平均はこうした流れを受けて44円高からスタートした。ただ、週末であることに加え、米通商政策に対する警戒感も根強く、寄り付き後は利益確定の売りに押される展開となった。日経平均はマイナスに転じ、22145.48円(124.91円安)まで下落する場面があった。 個別では、前日に第1四半期決算を発表したニトリHD<9843>が2%超安で前場を折り返している。朝高後に値を崩した。新作ゲーム発表で週半ばに活況を見せたガンホー<3765>だが、本日は前引け時点で7%安と大きく売られた。その他売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>などがさえない。一方、武田薬<4502>が2%超高となり、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、村田製<6981>なども堅調。決算発表銘柄ではJフロント<3086>などが買われた。また、新株発行を中止すると発表したシャープ<6753>は商いを伴って急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、石油・石炭製品と鉱業の下げが目立ち、その他も水産・農林業など全般軟調。上昇したのは医薬品、証券、食料品、繊維製品の4業種のみだった。 28日は米国の通商政策を巡る新たな材料が出なかったが、中国などとの対立激化が懸念される状況を考えるとオーバーウィークのポジションは取りづらいだろう。本日はこれまで相場の下支えとなっていた内需・ディフェンシブ系銘柄の一角でも目先の利益を確定する動きが見られる。7月1日にはカナダが米国による鉄鋼・アルミニウム関税への報復措置を発動する予定となっており、トランプ大統領の反応が注目される。また、米政権の要であるケリー首席補佐官の辞任論が再び浮上しており、政権運営の先行き不透明感が一層強まる可能性もある。 中小型株には短期の値幅取り狙いの物色が散発的に入っており、新興市場ではマザーズ指数が反発している。ただ、相場全体の不安定感が払拭されなければ腰の入った買いとはなりづらいだろう。週末を控え、資金の逃げ足の速さには注意しておく必要がある。 ■ドル・円はもみあい、方向感は乏しい 29日午前の東京市場で、ドル・円はもみあい。日本株安などを背景に円買いに振れやすいものの、ユーロの値動きに影響を受けやすい地合いのようだ。 ドル・円は、日銀の買入れオペの減額を受け、ドルは一時110円60銭まで上昇。ただ、日経平均株価が前日比100円安に下げ幅を拡大した場面でやや円買いに振れた。ドルは110円後半の売り圧力が観測されている。 ランチタイムの日経平均先物がプラス圏に切り返し、目先の日本株反転への期待から円買いは後退しつつある。また、足元ではユーロの買戻しが強まっており、ドル・円はユーロ・円に連れ高の可能性もあろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円38銭から110円60銭、ユーロ・円は127円67銭から128円56銭、ユーロ・ドルは1.1558ドルから1.1635ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ガソリンETF<1691>、アマナ<2402>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はダイキン工業<6367> ■経済指標・要人発言 ・トゥスク欧州連合(EU)大統領 「EU指導者は移民に関して合意に達する」 ・日・6月東京都区部消費者物価コア指数:前年比+0.7%(予想:+0.6%、5月:+0.5% ・日・5月失業率;2.2%(予想:2.5%、4月:2.5%) ・日・5月有効求人倍率:1.60倍(予想:1.59倍、4月:1.59倍) ・日・5月鉱工業生産速報値:前月比-0.2%(予想:-1.0%、4月:+0.5%) ・豪・5月民間部門信用:前月比+0.2%(予想:+0.4%、4月:+0.4%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・15:00 独・5月小売売上高(前月比予想:-0.5%、4月:+2.3%) ・EU首脳会議(最終日) 《HH》
関連銘柄 16件
2402 東証グロース
44
1/26 15:00
-4(-8.33%)
時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
1,400
9/4 15:00
-50.5(-3.48%)
時価総額 378,792百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
3,018
9/4 15:00
-57(-1.85%)
時価総額 275,239百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9843 東証プライム
22,000
9/4 15:00
+550(2.56%)
時価総額 2,517,746百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17