マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/14 23:51:08
17,785,335
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

シグナル悪化、しばらくはメルカリの動向に注視【クロージング】

2018/6/19 15:50 FISCO
*15:50JST シグナル悪化、しばらくはメルカリの動向に注視【クロージング】 19日の日経平均は大幅に下落。401.85円安の22278.48円(出来高概算14億9000万株)で取引を終えた。米中貿易摩擦への警戒のほか、地震による影響等も根強い中でリスク回避の流れが強まった。22600円を割り込んで始まった日経平均は、その後22600円を回復する局面も見られたが、25日線が上値抵抗として意識されるなか、先物主導のインデックス売買に下げ幅を拡大。為替市場では1ドル109円50銭台と円高に振れたほか、米株先物の弱い動きも嫌気されており、売り仕掛け的な流れの中で下落幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは原油先物相場の上昇を背景に石油石炭のみが小幅に上昇した他は、32業種が下落している。パルプ紙、ガラス土石、空運、化学、その他金融、水産農林、その他製品、小売、倉庫運輸が2%を超える下落となった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、ファナック<6954>が重石。本日上場したメルカリ<4385>は、公開価格3000円に対して、初値は5000円となり、一時ストップ高をつけている。 日経平均は支持線として意識されていた25日線を大きく下回り、一目均衡表では雲上限を下回った。遅行スパンは実線を下放れ、テクニカル面ではシグナルは悪化している。週間形状においても支持線を下回っているため、先行きは慎重姿勢が強まりそうである。また、メルカリは好スターを切り、一時6000円まで上昇。短期筋の資金も集中した格好だが、これが上場来高値として明日以降残ってしまうと、個人のセンチメントはより悪化傾向に向かいやすいであろう。大型上場のメルカリの動向をしばらくは注視する必要がありそうだ。日経平均の調整が意識されるなか、幕間つなぎ的にも中小型株にシフトしておきたいところである。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 5件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17