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6月の四重苦で円高第二幕へ【フィスコ・コラム】
2018/6/3 9:00
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*09:00JST 6月の四重苦で円高第二幕へ【フィスコ・コラム】 イタリア政局をきっかけに国際金融市場のリスクオフ・ムードが広がるなか、6月は相場を大きく動かす重要イベントが集中します。2018年の年初から始まった円高は足元で一服していましたが、折り返し地点に差し掛かり、第二幕が始まろうとしています。 今年3月に行われたイタリア議会選でポピュリズム政党「五つ星運動」が躍進し、その後の新政権発足に伴う組閣の失敗は政治情勢を揺るがす事態に発展。足元では組閣再調整で混乱は一服したものの、不安は払しょくされていません。再選挙となれば欧州連合(EU)懐疑派が勢力を拡大する見通しで、市場は再び調整色を強めるでしょう。6月はそうした状況下でイベント・リスクが加わり、一層警戒が強まりそうです。 12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談は、予定通り実現すれば史上初となります。北朝鮮の非核化に関しては不透明ながら、韓国の文在寅大統領が会談に参加する可能性があるほか、中国の習近平国家主席の現地入りも伝えられています。それにより朝鮮戦争が終結に導かれることは、冷戦構造の終えんを意味します。東アジアの安定化に期待が高まるため、短期的には円売り要因と考えられます。 しかし、その円売りは次第に失望の円買いに変わるかもしれません。首脳会談の調整に日本がほとんど関与していないことでも明らかなように、北朝鮮の今後の開発投資もアメリカと中国の主導で進められ、日本企業が恩恵を受ける余地などほとんどないと思われます。 一方、12-13日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利の引き上げは確実視されていますが、ユーロ圏の政治リスクの影響で今後の政策は微妙な情勢になってきました。金融正常化の旗振り役であるアメリカがとん挫した場合、「ドル売り・円買い」に振れそうです。さらに22-23日の石油輸出国機構(OPEC)総会で協調減産体制が緩めば、堅調に推移してきた原油相場は崩れ「資源通貨売り・円買い」に傾くとみられます。 「大取り」は24日投開票のトルコ大統領選・議会選(ダブル)です。独走態勢の現職エルドアン大統領は、再選すれば強大な権力を掌握することになります。中銀の独立性をなかば否定した発言で5月は急激なリラ安に見舞われました。その後はいったん戻していますが、エルドアン氏圧勝の場合は経済政策の行き詰まりへの警戒からリラ売りは再開。それにより「新興国通貨売り・円買い」となりそうです。 救いは、円高が進行すれば日本国債に買いが入り、長期金利の低下を招いて過度な円高を和らげる効果が期待されることでしょうか。 《SK》
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