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米国株見通し:イタリア政局の落ち着きや米雇用の堅調さが支援材料に

2018/6/1 20:35 FISCO
*20:35JST 米国株見通し:イタリア政局の落ち着きや米雇用の堅調さが支援材料に S&P500先物  2715.25(+9.75) (16:50現在) ナスダック100先物  6997.75(+20.75) (16:50現在) 16時50分時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小高く推移している。NYダウ先物は85ドル高程度で推移。欧州株式市場は堅調に推移している。米原油先物は横ばい推移となっている。こうした流れを受け、6月1日の米株式市場はやや買い先行で始まるとみられる。 米国と欧州連合(EU)・カナダ・メキシコとの通商問題については、前日の時点で対立姿勢が際立ったが、再び交渉による解決を目指す可能性が高く、市場は事態を冷静に見守る姿勢に戻っていこう。イタリアで大衆迎合主義(ポピュリズム)政党と極右政党の連立政権が発足する方向となったことが、米株式市場に一定の安心感をもたらすとみられる。本日の欧州株式市場が堅調に推移し、アジアの株式市場やグローベックス米株式先物市場が小高く推移しているのは、上述した2つの要因が背景にあるのだろうと推察する。 市場で注目されている5月雇用統計が発表されるが、米雇用の堅調さと賃金の緩やかな上昇基調が確認される可能性が高く、本日の米株式市場が反発に向かう支援材料になるとみられる。米国経済の基調が強まる方向にあるとみられる中で、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、相場が立ち直りに向かい始める局面では、主力ハイテク株や景気敏感業種のグローバル銘柄が相場のリード役を務めることが多いことに留意しておきたい。 《KK》