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*18:15JST 日経平均テクニカル：3日ぶり反落。短期デットクロス示現、遅行線下降し買い余力低減を示唆 29日の日経平均は、3日ぶり反落。下降中の5日線が25日線を下回る短期デッドクロスが示現し、短期的に相場が下落に向かう可能性が強まった。朝方から売り物が先行し、前引け間際に日経平均の下げ幅が240円を超える場面があった。後場は終盤にかけて下げ幅をほぼ半減したが、ザラ場高値は5日線を上回ることはなかった。東証1部の売買代金が2兆円をかろうじて上回る低水準だったほか、TOPIXが2016年9月以来となる7日続落で引けており、地合いの悪さを強く印象付けた。一目均衡表では、日々線は上向きの基準線の下方で推移した。基準線の上にある転換線は下降しており、基準線を踏み抜くと相場が弱気に傾くことになる。遅行線は株価のすぐ上まで下降しており、投資家の買い余力が削がれていることがうかがえる。ボリンジャーバンドでは、朝方こそ-1σをやや上回ったが、場中には-2σに接近。終値は-1σを割り込んでおり、-2σから-1σで形成する価格帯にレンジが切り下がった。 《FA》