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後場に注目すべき3つのポイント~米経済指標控え様子見

2018/5/28 12:50 FISCO
*12:50JST 後場に注目すべき3つのポイント~米経済指標控え様子見 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅反落、米朝協議を好感も想定内、米経済指標控え様子見 ・ドル・円は失速、買戻し一巡で ・値下がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位は豊田通商<8015> ■日経平均は小幅反落、米朝協議を好感も想定内、米経済指標控え様子見 日経平均は小幅反落。5.52円安の22445.27円(出来高概算5億4000万株)で前場の取引を終えている。 25日の米国市場では石油株などが売られ、NYダウは58ドル安と続落した。ただ、米朝首脳会談の開催に向けて米朝の代表団が協議に臨んでいることが明らかとなり、北朝鮮情勢に対する警戒感が和らいだことで、本日の日経平均は38円高からスタートした。朝方には22547.67円(96.88円高)まで上昇する場面があったが、買い一巡後は伸び悩み、前週末終値を挟んだもみ合いとなった。本日は英米市場が休場となるため、海外投資家の取引参加は限られ、上値追いの動きも鈍かった。 個別では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、マネックスG<8698>、三菱UFJ<8306>などがさえない。前週末のNY原油先物相場が大幅続落した流れから、国際帝石<1605>などの石油関連株は大きく売られた。産油制限の緩和観測が広がっている。一方、ソニー<6758>、東海カーボ<5301>などが堅調で、ソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>は小幅に上げた。また、業績上方修正のイワキ<8095>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品や鉱業が大きく下げ、海運業なども軟調。反面、空運業、不動産業、電気機器などが上昇した。 トランプ米大統領がいったん米朝首脳会談の中止を発表した前週末にも、米朝双方に交渉余地を残すことを示唆する発言が見られたため、今般の協議は緊張緩和に向けた動きとして歓迎されつつも想定内と言えるだろう。とはいえ、完全な非核化を求める米国と段階的な見返りを要求する北朝鮮の主張にはなお大きな隔たりがあるとみられ、市場では今後の協議の行方を警戒する向きも多いようだ。 また、今週は米国で5月30日に1-3月期国内総生産(GDP)改定値、6月1日に5月雇用統計やサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数といった経済指標の発表が控えている。日本企業に円安の追い風が吹くか注目されるなかで、米連邦準備理事会(FRB)による今後の利上げペースを占う重要なイベントとなる。これらを見極めたいとする思惑も投資家の様子見ムードにつながるだろう。原油高一服で見直しが進む空運株や、中小型の材料 株など一部の銘柄が散発的に買われる展開が続きそうだ。 ■ドル・円は失速、買戻し一巡で 28日午前の東京市場で、ドル・円は失速。米朝首脳会談の再調整を好感した円売りが先行したが、日本株の弱含みを背景にドルの買戻しは一巡した。 6月12日に予定されていた米朝首脳会談はいったん中止されたものの、その後米朝の歩み寄りによる再調整で円売り先行。また、イタリアの組閣で欧州連合(EU)懐疑派の入閣が困難となったことも円売りを支援したようだ。 本日は英米両国の市場が休場のため、商いは低調。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移し、目先の日本株の反転を見込んだ円売りが想定される。反面、109円台後半は売り圧力が強まるため、上値の重い展開が想定される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円32銭から109円83銭、ユーロ・円は127円99銭から128円37銭、ユーロ・ドルは1.1677ドルから1.1712ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ALBERT<3906>や、やまねメディカル<2144>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位は豊田通商<8015> ■経済指標・要人発言 ・通信社 「文在寅韓国大統領が米朝首脳会談に参加する可能性」 ・日・4月企業向けサービス価格指数:前年比+0.9%(予想:+0.5%、3月:+0.5%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・衆参予算委員会・集中審議 <海外> ・休場:英国(スプリング・バンクホリデー)、米国(メモリアルデー) 《HH》
関連銘柄 14件
1605 東証プライム
2,032
9/4 15:00
-145(-6.66%)
時価総額 2,817,707百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
2144 JQグロース
426
9/26 14:57
+2(0.47%)
時価総額 4,827百万円
サービス付き高齢者向け住宅と併設の通所介護事業を中心とする総合ケアセンター事業が主力。なごやかレジデンスを68箇所運営。既設センターの稼動率向上で収益拡大図る。増収効果で、20.3期は2桁営業増益見通し。 記:2019/07/22
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8015 東証プライム
2,661.5
9/4 15:00
-127(-4.55%)
時価総額 2,826,965百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
504
9/4 15:00
-19(-3.63%)
時価総額 20,549百万円
一般用医薬品や機能性食品、化粧品原料等の販売、OEM受託製造等を行うイワキが中核の持株会社。医薬品原料、表面処理薬品等も手掛ける。ファインケミカル事業は開発受託が順調。26.11期営業利益30億円目標。 記:2024/05/12
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8698 東証プライム
644
9/4 15:00
-18(-2.72%)
時価総額 172,236百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17