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ファーストリテ下支えでハイテクの反発を待つ【クロージング】

2018/4/12 15:47 FISCO
*15:47JST ファーストリテ下支えでハイテクの反発を待つ【クロージング】 12日の日経平均は小幅に下落。26.82円安の21660.28円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。11日の米国市場ではNYダウが200ドル超の下落となった。これについては昨日の段階で織り込まれており、想定内の下げといったところであろう。ただし、トランプ大統領がシリアへの軍事攻撃を示唆したほか、同国を支援するロシアとの関係悪化に言及し、地政学リスクの高まりが重石になり、こう着感の強い相場展開となった。物色についても再び内需系にシフトしており、リスク回避的な動きとなっており、日経平均は底堅さが意識されるものの、後場の値幅は70円弱と狭いレンジ取引が続いた。 セクターでは精密機器、小売、食料品、鉱業、繊維、サービス、水産農林、その他製品がしっかり。一方でガラス土石、ゴム製品、海運、石油石炭、機械、非鉄金属、空運、電気機器が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、ユニファミマ<8028>が下支えする半面、ファナック<6954>、東エレク<8035>、京セラ<6971>が重石になった。 小売企業の決算がまちまちとなるなか、ファーストリテ<9983>は2Q決算と併せて、通期業績予想の上方修正を発表した。営業利益計画はコンセンサスを若干上回っているほか、年間配当予想は400円と、従来予想(年間350円)から上積みした。PTSでは一先ず評価されており、ADRでの動向が注目される。ファーストリテが底堅い値動きをみせてくることで、日経平均の底堅さが意識され、ハイテク企業の見直しから、日経平均は下値固めからの反発を意識したトレンド形成が期待されてこよう。(村瀬智一) 《AK》
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
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9/4 15:00
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時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
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-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10