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欧米為替見通し:ドル・円は小じっかりの展開か、米景気拡大の継続を好感も

2018/3/27 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は小じっかりの展開か、米景気拡大の継続を好感も 今日の欧米外為市場では、ドル・円は小じっかりの展開を予想する。米中貿易戦争への突入回避が好感され、米株高・長期金利上昇を通じてドル買い・円売りの流れ。また、日本の財務省の公文書改ざん問題で安倍政権の関与が否定され、リスク選好的な円売りが進みそうだ。 トランプ米政権は対中貿易赤字の問題の解決を目指しており、中国側も交渉によって対処したい考えを示したことから、米中貿易戦争は回避されたとみられる。前日海外市場では米国株が強含み、ドル・円を押し上げた。本日のアジア市場でも日経平均株価の大幅高を背景に買い先行となり、この流れは欧州市場にかけて波及する見通し。 今晩の海外市場でも経済指標や株価を手がかりとした展開となろう。23時発表の米国の3月消費者信頼感指数は、2000年以来約18年ぶりの高水準が続きそうだ。2月の130.8をさらに上回る131.0と予想されており、拡大基調の継続がクローズアップされ、ドル買い再開となる可能性があろう。現時点での米株先物は堅調な値動きであり、米株続伸が見込まれ、ドル・円の一段の押し上げにつながりそうだ。 一方、森友学園への国有地売却に関連する財務省の公文書改ざん問題の行方も、材料視される。当時理財局長を務めていた佐川前国税庁長官は本日行われた証人喚問で、安倍首相による昨年2月の衆院予算委での答弁と、文書改ざんの関連性については否定。それにより、安倍政権の先行きを懸念したリスク回避的な円買いムードは大きく後退したようだ 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・2月マネーサプライM3(前年比予想:+4.6%、1月:+4.6%) ・18:00 ユーロ圏・3月景況感指数(予想:113.3、2月:114.1) ・22:00 米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+6.15%、12月:6.30%) ・23:00 米・3月消費者信頼感指数(予想:131.0、2月:130.8) ・23:00 米・3月リッチモンド連銀製造業指数(予想:22、2月:28) ・24:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁が討論会参加 ・02:00 米財務省5年債入札(350億ドル) 《FA》