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NY株式:NYダウは669ドル高、米中貿易摩擦の懸念が和らぐ

2018/3/27 7:00 FISCO
*07:00JST NY株式:NYダウは669ドル高、米中貿易摩擦の懸念が和らぐ NY株式:NYダウは669ドル高、米中貿易摩擦の懸念が和らぐ 26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は669.40ドル高の24202.60、ナスダックは227.88ポイント高の7220.54で取引を終了した。貿易戦争の回避に向けて米中高官が交渉を開始し、貿易摩擦への警戒感が緩和したことで、先週の株価下落を受けた買い戻しの動きが先行となった。中国側が米国製半導体の購入拡大を検討していることも報じられ、ハイテク株を中心に大幅上昇となった。セクター別では全面高となり、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器の上昇が目立った。 建築資材のUSG(USG)は、同業の独クナウフの買収提案を拒否したものの、筆頭株主である投資会社のバークシャー・ハサウェイが約31%の出資持分の全売却をクナウフに打診していたことが明らかとなり、20%近い上昇。半導体のインテル(INTC)は、一部アナリストによる投資判断引き上げや、中国の半導体購入検討を受けたアジア需要拡大の期待から、堅調推移。貿易戦争による悪影響が懸念されていた航空機のボーイング(BA)や建設機械のキャタピラー(CAT)に買い戻しが入った。一方で、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、株価が続落し2009年以来の安値を更新した。 トランプ大統領は、英国での元ロシア情報員の暗殺未遂事件を受けて欧州やカナダと同調し、ロシア外交官60人を国外退去とした。今後の展開次第では、地政学リスクの上昇が予想される。 Horiko Capital Management LLC 《TM》