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後場に注目すべき3つのポイント~後場もETF買い入れで意外と強含みか

2018/3/22 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~後場もETF買い入れで意外と強含みか 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、後場もETF買い入れで意外と強含みか ・ドル・円は下げ渋り、売り一服で様子見も ・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は反発、後場もETF買い入れで意外と強含みか 日経平均は反発。80.52円高の21461.49円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えた。21日のNY市場はFOMC発表後に一時上昇したものの、引けにかけて上げ幅を縮小し下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比でマイナスだったが、一先ずFOMC通過によるアク抜けが意識された。その他、原油先物相場の上昇のほか、20日のNY市場の上昇等もあり、小動きで始まった。その後のじり高基調が続く中、先物主導によるインデックス売買が押し上げる格好となり、一時21577.57円まで上げ幅を広げる局面もみられた。ただ、国内政治リスクへの警戒や為替の円高基調が重しとなり、前引けにかけてはやや上げ幅を縮めている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉱業、石油石炭、サービス、機械、精密機器、その他製品がしっかり。一方で、空運、証券、保険、鉄鋼、電力ガスがさえない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>が押し上げている。 日経平均は自律反発となったが、先物主導のインデックス売買が中心であり、上昇の割には値下がり数が上回っており、手掛けづらさがうかがえる。日経平均は5日線に上値を抑えられている。ただし、TOPIXは小幅ではあるがマイナスとなっており、後場は日銀のETF買い入れが需給面での下支えになろう。祝日前の日経平均についても、午後に下げ幅を縮めているが、ETF買い入れが支えた格好だった。そのため、不安定な相場展開ながらも、日経平均は意外に強含みとなる可能性が高そうだ。 物色は指数インパクトの大きいファーストリテ、ファナック等の値動きをみつつ、配当志向の物色といったところだろう。資源価格の上昇を背景に、商社株等の押し目も意識しておきたいところである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は下げ渋り、売り一服で様子見も 22日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。米利上げペースに対する失望売りなどが一服し、様子見ムードが広がった。 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後、今年の引き締め回数は3回との見方が広がり、4回以上を期待していた投資家による失望売りが先行。また、クロス円の下げも影響し、ドル・円は一時105円58銭まで弱含んだ。 一方、日経平均株価が堅調となり、円買いの後退でドル売りは一服。ただ、ランチタイムの日経平均先物はやや上げ幅を縮小しており、日本株の一段高を期待した円売りは弱く、ドルは安値圏でもみあいが続きそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円58銭から106円55銭、ユーロ・円は130円57銭から130円97銭、ユーロ・ドルは1.2338ドルから1.2368ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Shinwa<2437>、カーディナル<7855>など4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 ・NZ準備銀 「インフレ率は短期的に一段と低下」 ・豪・2月失業率:5.6%(予想:5.5%、1月:5.5%) ・豪・2月雇用者数増減:+1.75万人(予想:+2.0万人、1月:+1.25万人←+1.6万人) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 1月全産業活動指数(前月比予想:-1.8%、12月:+0.5%) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 5件
2437 東証スタンダード
299
9/4 15:00
-10(-3.24%)
時価総額 2,886百万円
美術品オークション会社。近代美術やコンテンポラリーアートに加え、資産価値の高いワインや家具などのオークション、ダイヤモンド投資、画廊運営事業等も。メタバース空間「Edoverse」が24年1月にローンチ。 記:2024/05/06
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7855 JQグロース
948
1/12 14:59
±0(0%)
時価総額 2,032百万円
カード専業大手。認証用、決済用プリペイドカードなどの製造を手掛ける。ICチップ内蔵カード等に強み。新規販売代理店の開拓進める。マーケティングも強化。雇用調整助成金を計上。22.3期2Qは経常黒字転換。 記:2021/11/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10