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後場に注目すべき3つのポイント~利益確定の流れが優勢も底堅さが意識される

2018/3/16 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~利益確定の流れが優勢も底堅さが意識される 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、利益確定の流れが優勢も底堅さが意識される ・ドル・円はじり安、米中首脳会談に不透明感 ・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はTDK<6762> ■日経平均は反落、利益確定の流れが優勢も底堅さが意識される 日経平均は反落。53.36円安の21750.59円(出来高概算4億8000万株)で前場の取引を終えている。NYダウの上昇の流れから、やや買い先行の展開から始まった。しかし、ナスダックやSOX指数は小安く、この影響からハイテク株の弱さが重石となった。また、円相場が再び1ドル105円台の円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせている。ただし、25日線が支持線として意識されており、下を売り込む流れも限られている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは非鉄金属、その他金融、倉庫運輸、建設、陸運、その他製品、海運、情報通信がしっかり。一方で、電力ガス、精密機器、鉱業、繊維、電気機器、化学、ゴム製品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、TDK<6762>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、電通<4324>が重石。 日経平均は5日、25日線レベルでのこう着が続いている。商いが膨らみづらい中で先物主導のインデックス売買に振らされている格好であろう。トレンドは弱含みではあるが、後場は日銀のETF買い入れへの需給期待が下支えする格好。また、大引けにかけてはショートカバーも意識されやすく、結局は底堅い相場展開になりそうだ。 もっとも米中貿易摩擦への警戒や森友スキャンダルによる国内政治リスクへの警戒感から積極的に買い上がることも期待しづらいところであろう。個人主体の資金は中小型株にシフトしやすいものの、週末要因から利益確定の流れが優勢になりそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円はじり安、米中首脳会談に不透明感 16日午前の東京市場でドル・円はじり安。米朝首脳会談の実現に不透明感が広がり、円買いに振れやすい展開となった。 トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任したことで、米朝首脳会談の実現について悲観的な見方も台頭しており、日経平均株価が下落。それを受け、リスク回避的な円買いが先行した。 ドル・円は、105円台は押し目買いが観測されるが、節目付近の売りに押されているもよう。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、目先の日本株安継続を警戒したドル売り・円買いに振れやすいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円88銭から106円38銭、ユーロ・円は130円30銭から130円92銭、ユーロ・ドルは1.2295ドルから1.2310ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・富士マガ<3138>やバロックジャパン<3548>など3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はTDK<6762> ■経済指標・要人発言 ・ホワイトハウス 「トランプ政権とロシアの癒着はない」 「引き続き協力していく」 ・トランプ米大統領 「ラリー・クドロー氏をNEC委員長に指名へ」 ・米財務省 「対ロシア追加制裁を発表」 ・スイス中銀 「2018年の成長見通しは2%程度と予想(据え置き)」 「スイスフランは依然として過大評価されている」 ・ラブロフ露外相 「英外交官を速やかに国外退去させる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:00 衆院本会議(日銀の正副総裁人事案など採決) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 7件
3138 東証グロース
673
9/4 14:15
-14(-2.04%)
時価総額 2,232百万円
国内最大級の雑誌定期購読サイト「Fujisan.co.jp」を運営。総登録ユーザー数は410万人超。定期購読契約継続率は7割超。取扱高は110億円超。24.12期はWEBビジネス等の先行投資見込む。 記:2024/04/29
765
9/4 15:00
-10(-1.29%)
時価総額 28,057百万円
若年女性向けファッションブランド「MOUSSY」、「SLY」などを展開するアパレル企業。国内店舗数は360店舗超。中国など海外でも事業展開。国内はセール抑制による適正価額の販売、仕入原価率の低減等に注力。 記:2024/06/07
4324 東証プライム
4,399
9/4 15:00
-96(-2.14%)
時価総額 1,268,716百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07