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アク抜けからのリバウンドを意識【クロージング】

2018/3/8 16:36 FISCO
*16:36JST アク抜けからのリバウンドを意識【クロージング】 8日の日経平均は反発。115.35円高の21368.07円(出来高概算12億2000万株)で取引を終えた。7日の米国市場はトランプ政権の先行き不透明感から売りが先行したが、ロス商務長官が北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し次第で、カナダ、メキシコへの関税措置を適用除外とする可能性に言及し、NYダウは下げ幅をやや縮小した。ナスダックはハイテク株堅調で4営業日続伸、シカゴ先物は大阪比で240円高の21440円だった。この流れを受けて、前日の米国市場の大幅下落を警戒した反動から買いが先行した。ただし、トランプ米大統領は8日にも関税計画の詳細を発表する可能性があると伝えられており、今晩の米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードのほか、先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、21400円を挟んだ狭いレンジ取引が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではパルプ紙、その他製品、医薬品、電気機器、倉庫運輸、不動産、金属製品、精密機器がしっかり。半面、海運、石油石炭、その他金融、化学が小安い。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>が日経平均をけん引。 明日はこう着感の強い相場展開が続きそうだが、トランプ米大統領は関税計画の詳細を発表する可能性があるなか、いったんはアク抜けが意識されやすい。また、メジャーSQを通過することも需給面で手掛けやすくする可能性がありそうだ。米雇用統計を見極めたいとするムードがありそうだが、前哨戦であるADP雇用報告が上振れしたこともあり、利上げペース加速といったコンセンサスは織り込み済みだろう。VIX指数も落ちついた値動きで推移していることもあり、上値は重いものの、リバウンドは意識しておきたいところである。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 5件
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17