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後場に注目すべき3つのポイント~売り先行も市場は冷静、中小型株物色は活発

2018/1/17 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~売り先行も市場は冷静、中小型株物色は活発 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、売り先行も市場は冷静、中小型株物色は活発 ・ドル・円は小じっかり、ユーロ・ドルにらみ ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は反落、売り先行も市場は冷静、中小型株物色は活発 日経平均は反落。103.10円安の23848.71円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えている。16日の米国市場ではNYダウが26000ドルに乗せた後に下げに転じており、前日のNYダウ上昇を織り込んでいた前日の上昇分が剥がれる格好となった。ただし、5日線レベルでの下げ渋りが見られるなか、前引けにかけてはじりじりと下げ幅を縮める展開。 セクターでは鉱業、石油石炭、海運、鉄鋼など資源関連を中心に軟調。半面、金属製品、パルプ紙、食料品、その他金融、その他製品がしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>が重しに。 日経平均は前日の上昇部分が帳消しとなったものの、5日線レベルでの底堅さが意識されており、もち合いレンジ内での推移となっている。指数インパクトの大きいファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>が重しになっているが、一方でTDK<6762>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>といったハイテク株の一角が堅調な展開となっており、安心感につながろう。 また、マザーズ指数、JASDAQ平均も下げてはいるが、個別に決算や証券会社による格上げ等を材料に動意をみせている銘柄も多く、地合いは悪くないだろう。主力処は手掛けづらそうだが、中小型株での値幅取り狙いの売買は活発である。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は小じっかり、ユーロ・ドルにらみ 17日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。ユーロ・ドルが上昇後に反落し、ドルへの下押し圧力が弱まった。 米政府機関の一部閉鎖などへの懸念から、足元ではドル売り基調に振れている。対照的にユーロの地合いの強さが示され、本日のアジア市場は朝方の取引でドルへの下押し圧力が強まり、ドル・円は110円20銭まで弱含んだ。 その後、ユーロ・ドルは1.2323ドルから失速し、ドル売りは後退したようだ。ただ、ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、日本株安を見込んだ円買いに振れやすい。ドルは目先、上値の重い展開が予想される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円20銭から110円66銭、ユーロ・円は135円29銭から135円84銭、ユーロ・ドルは1.2255ドルから1.2323ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ヨシムラフード<2884>やメディアシーク<4824>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 ・米ホワイトハウス 「トランプ米大統領は15日、中国の習国家主席と最近の朝鮮半島情勢について話し合っ た」 ・ビルロワ・ドガロー仏銀総裁 「最近のユーロ高は不透明要因に」 ・バイトマン独連銀総裁(FAZ紙) 「年内の資産買い入れ終了が適切だろう」 「ECBによる国債購入には無視できないマイナスの副作用がある」 「2019年中旬のECBの利上げアナリスト予想は、ECBのガイダンスのおおよそ一致」 ・ヨルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁 「スイスフランは、依然過大評価されている」 「金利の上昇はフラン高につながる」 「仮想通貨は問題を生む」 ・ウッズ英中銀副総裁 「英建設大手カリリオンに対する融資については、全て対処可能」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 8件
1,719
9/4 15:00
+10(0.59%)
時価総額 40,931百万円
食品の総合商社「ヨシムラ・フード」、中華総菜の製造・販売を行う楽陽食品、海産物の加工・販売を行うワイエスフーズなどを傘下に収める持株会社。海外でも事業展開。国分グループ本社など提携先との協業推進。 記:2024/08/27
4824 東証グロース
291
9/4 15:00
-11(-3.64%)
時価総額 2,842百万円
法人向けシステムコンサルサービス、スマホ向けアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」、オンラインプラットフォーム「マイクラス」等を手掛ける。日本リビング保証との経営統合により、同社株は上場廃止へ。 記:2024/08/29
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17