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欧米為替見通し:ドル・円は買いづらい展開か、米経済指標を材料視

2017/12/26 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は買いづらい展開か、米経済指標を材料視 今日の欧米外為市場では、ドル・円は買いづらい展開を予想したい。年末の薄商いのなか、トランプ政策への期待継続で、ドルの下値は堅い見通し。ただ、米国の経済指標が強 弱まちまちの予想であり、ドル買いは慎重になりそうだ。 前日はクリスマス休暇のためアジア、欧州、米国のほとんどの主要市場が、また本日もボクシングデーなどで独、英国、カナダが休場となるため、薄商いが予想される。米国の税制改革法案の前週の成立を受け、トランプ政策の進展を期待したドル買い基調が続く見通し。米10年債利回りが2.50%付近と高水準に上昇しており、本日のアジア市場ではドルが小幅に上昇する場面もあった。 この後の海外市場では、米国の10月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数、12月リッチモンド連銀製造業指数、12月ダラス連銀製造業活動指数の発表が材料視されよう。このうち、10月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は前月から伸びが拡大すると予想され、引き続き住宅市場の改善が示される見通し。しかし、リッチモンド連銀指数は、2010年以来となった11月の30を下回り、ダラス連銀指数も11月の急落から戻りの鈍い状態になるとみられており、ドル買いは限定的となりそうだ。 一方、「北朝鮮が近く人工衛星を打ち上げる計画で、韓国軍が監視体制を強めている」、との報道がアジア市場では意識されたようだ。ただ、リスク警戒による円買いが強まっても、ドル・円の113円割れでは押し目買いが見込まれ、下げは小幅にとどまるだろう。今晩も動きづらい相場展開となりそうだ。(吉池 威) 【今日の欧米市場の予定】 ・23:00 米・10月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+6.25%、9月:+6.19%) ・24:00 米・12月リッチモンド連銀製造業指数(予想:21、11月:30) ・24:30 米・12月ダラス連銀製造業活動指数(予想:20.0、11月:19.4) ・03:00 米財務省2年債入札(260億ドル) ・ボクシングデーなどで休場:独、英国、カナダ、南ア 《CS》