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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅下落、こう着も先高観は強い

2017/12/22 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅下落、こう着も先高観は強い 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅下落、こう着も先高観は強い ・ドル・円はもみあい、日銀の緩和維持で円売り継続 ・値下がり寄与トップはエーザイ<4523>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は小幅下落、こう着も先高観は強い 日経平均は小幅に下落。5.92円安の22860.18円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えた。小幅に続落で始まった日経平均は、前場半ばには一時22895.48円とプラスに転じる場面もみられた。しかし、クリスマス休暇で参加者が限られる中、米半導体株安の影響を受けた値がさハイテク株がさえない展開となっており、日経平均の重しとなっている。また、医薬品株の一角が大きく下げていることも影響している。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは医薬品、電力ガス、建設、精密機器、小売が軟調。一方で鉱業、海運、非鉄金属、卸売、銀行が堅調。指数インパクトの大きいところでは、エーザイ<4523>、東エレク<8035>、日東電<6988>が指数を押し下げている。 日経平均は前日終値を挟んでのこう着が続いているが、エーザイ<4523>1社で日経平均を約39円押し下げていることからみれば、全体としては底堅い相場展開になろう。一方で、TOPIXはプラス圏で推移しているほか、マザーズ指数は反発となるなど、需給状況は悪くないだろう。物色についても、働き方改革に関連する銘柄等、来年も成長が期待されるテーマ株への物色もみられている。日経平均がこう着の中、先高期待は強いだろう。 後場も医薬品株の動向のほか、値がさハイテク株の推移を睨みながらの展開となりそうであり、ハイテク株が下げ渋るようだと、押し目買い意欲の強さが意識されやすい。日経平均はもち合いが続いており、煮詰まり感も台頭している。もち合いレンジからの上放れへの期待も高まりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円はもみあい、日銀の緩和維持で円売り継続 22日午前の東京市場でのドル・円はもみあい。日本株は不安定な値動きだが、日銀の緩和的な政策の維持を背景に円売り基調が継続している。 ドル・円は113円前半を中心とした値動き。日経平均株価は前日終値付近で不安定な値動きでやや円買いに振れやすい地合いだが、日銀の「異次元緩和」継続の期待から円売りが続いたようだ。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しているが、目先の日本株は引き続き前日終値付近での推移が見込まれる。一方で時間外の米10年債利回りは2.50%付近と高水準を維持して、ドル買いが入りやすい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円27銭から113円39銭、ユーロ・円は133円91銭から134円66銭、ユーロ・ドルは1.1817ドルから1.1876ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・みらいワークス<6563>やSHOEI<7839>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはエーザイ<4523>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 麻生財務相 「生産性を上げるためにインフラを整備していく」 「基礎的財政収支は引き続き縮めていく」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《SK》
関連銘柄 5件
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6563 東証グロース
1,025
9/4 15:00
+10(0.99%)
時価総額 5,229百万円
プロフェッショナル・エージェント事業が柱。DX案件の売上比率が高い。副業マッチングサイト「Skill Shift」の運営等も行う。大手企業の取引社数は110社超。ソリューション事業は成長基調維持。 記:2024/06/29
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7839 東証プライム
2,250
9/4 15:00
-55(-2.39%)
時価総額 120,856百万円
プレミアムヘルメットメーカー。二輪車用ヘルメットの高級品で世界トップシェア。ドイツ、フランスなどが主力市場。海外売上高比率が高い。配当性向50%目処。新モデル投入効果や前期の値上げ効果などで売上順調。 記:2024/06/17
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07