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12月6日のNY為替概況

2017/12/7 6:02 FISCO
*06:02JST 12月6日のNY為替概況 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円04銭から112円38銭まで上昇した。 米国の11月ADP雇用統計、7-9月期非農業部門労働生産性や労働コスト改定値が予想を下回ったため、米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。ただ、押し目からは、米国の12月の追加利上げ観測、税制改革成立期待を受けたドル買い意欲も強く、底堅い展開となった。 ユーロ・ドルは、1.1824ドルから1.1781ドルまで下落した。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが再燃。 ユーロ・円は、133円56銭から132円26銭まで下落。トランプ大統領が正式にエルサレムをイスラエルの首都として認定すると発表したことを受けて中東平和が揺らぐとの警戒感が強まったほか、米国の政府機関閉鎖への懸念がくすぶりリスク回避の円買いが優勢となった。 ポンド・ドルは、1.3393 ドルから1.3364ドルまで下落した。英国と欧州連合(EU)の離脱交渉に進展がなく、失望感を受けたポンド売りが継続。 ドル・スイスは、0.9877フランから0.9910フランへ上昇した。 [経済指標]・米・11月ADP雇用統計:前月比+19.0万人(予想:+19.0万人、10月:+23.5万人)・米・7-9月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+3.0%(予想:+3.3%、速報値:+3.0%)・米・7-9月期単位労働コスト改定値:前期比年率-0.2%(予想:+0.2%、速報値:+0.5%) 《KY》