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7営業日ぶり反発、5日線からの上放れを見極め【クロージング】

2017/11/16 15:58 FISCO
*15:58JST 7営業日ぶり反発、5日線からの上放れを見極め【クロージング】 16日の日経平均は7営業日ぶり反発。322.80円高の22351.12円(出来高概算17億7000万株)で取引を終えた。15日のNY市場は、アジア・欧州株がほぼ全面安となったほか、原油相場の下落や税制改革への先行き不透明感から下落。円相場は1ドル112円80銭台で推移するなか、日経平均は22000円を割り込んで始まった。しかし、同水準に位置する25日線が支持線として意識されるなか、寄付き後早い段階で自律反発の流れをみせた。 前引けにかけて22200円を回復すると、後場半ばには一時22392.13円まで上げ幅を拡大しており、足元で上値抵抗となっていた5日線を捉えている。その後は強弱感が対立していたが、5日線を挟んでの底堅い値動きをみせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターではその他製品、ガラス土石、情報通信、水産農林、精密機器、パルプ紙が堅調。一方で、鉱業、金属、石油石炭が下落。 日経平均は25日線からの理想的なリバウンドをみせ、上値抵抗の5日線を捉えている。先物主導のインデックスに絡んだ商いが中心ではあるが、日経平均が終日上げ幅を広げる格好で強い値動きをみせたこともあり、中小型株についても引けにかけて値をキープしている。ただ、中小型株については、これまでの調整に対する個人主体の自律反発狙いの商いが中心とみられ、この動きが強まるかを見極める必要がありそうだ。主力処についても、インデックスに絡んだ売買が中心であり、個別では自律反発の域は脱していないだろう。まずは日経平均の5日線からの上放れを見極め、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の反転に期待したいところであろう。 《AK》