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後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGの動向に注目

2017/11/6 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGの動向に注目 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅上昇、ソフトバンクGの動向次第といったところ ・ドル・円は114円36銭、上げ渋り、日本株や米金利にらみ ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は小幅上昇、ソフトバンクGの動向次第といったところ 日経平均は小幅に上昇。2.43円高の22541.55円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えた。3日の米国市場は雇用統計が予想を下回ったが、ISM非製造業景況指数や製造業受注指数が予想を上振れたことでNYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は22600円に乗せるなか、これにサヤ寄せする格好から、日経平均は年初来高値を更新して始まった。 こう着感が強まっているが、前場半ばには一時22644.68円まで上げ幅を広げたが、前引けにかけてはじりじりと上げ幅を縮めており、一時下げに転じる場面もみられた。セクターでは鉱業、海運、サービス、輸送用機器、倉庫運輸が上昇。一方で、非鉄金属、鉄鋼、銀行、その他金融、パルプ紙が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。 日経平均は高値圏でのこう着となっており、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、アサヒ<2502>、信越化<4063>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>が大幅に下落しており、日経平均の重しになっている。その他は売り買いが交錯しているため、指数インパクトの大きい、値がさ株、特にソフトバンクGの動向次第といったところであろう。ソフトバンクGはスプリントの統合問題が売りにつながっているが、決算を控え、いったんは利益確定といった流れになっているようである。ただし、25日線に接近しており、これが支持線として意識されるようだと、日経平均の底堅さにもつながろう。 一方でTOPIXはマイナスで推移している。日銀のETF買い入れへの思惑につながる可能性があり、これが結果的に日経平均を下支えすることになりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は114円36銭、上げ渋り、日本株や米金利にらみ 6日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株や米金利の失速を受けドル買い・円売りは弱まった。 ドル・円はストップロスを巻き込んで上昇し、7月11日高値114円49銭を上抜け一時114円74銭まで強含んだ。その後ドルは失速し114円30銭台に値を下げる展開に。 日経平均株価が前週末終値付近でやや不安定な値動きとなり、円売りが後退。また、米10月雇用統計は2.354%まで上昇後は上げ渋り、ドル買いは入りにくい地合いとなった。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で上昇しており、目先の日本株高を見込んだ円売りは継続するだろう。ただし、米金利が弱含めばドルの上昇は想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円02銭から114円74銭、ユーロ・円は132円39銭から133円12銭、ユーロ・ドルは1.1956ドルから1.1618ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・UMN<4585>やトーセ<4728>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 ・ムニューシン米財務長官 「目標は年内に大統領に税制法案を送付すること」 ・黒田日銀総裁 「ETF購入、現時点で見直しが必要とは考えていない」 「物価目標をできるだけ早期に実現するため、強力な金融緩和を粘り強く推進したい」 「物価2%目標はグローバル・スタンダード、主要国間の為替安定につながる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:45 黒田日銀総裁会見 <海外> ・16:00 独・9月製造業受注(前月比予想:-1.4%、8月:+3.6%) 《DM》
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4063 東証プライム
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4585 マザーズ
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バイオ医薬品の研究・開発等を行う。バイオ医薬品等受託製造事業はCMC開発・工業化検討段階に特化。特別損失は剥落。19.12期3Qは最終損益改善。塩野義製薬のTOB成立により、同社株は上場廃止予定。 記:2019/12/27
4728 東証スタンダード
636
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-13(-2%)
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独立系受託開発企業。家庭用ゲームソフト、モバイルコンテンツの企画・開発・運営等を行う。家庭用カラオケ楽曲配信事業等も手掛ける。開発したタイトル数は2330本超。バンダイ、カプコンなどが主要取引先。 記:2024/05/08
6954 東証プライム
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9983 東証プライム
45,740
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-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17