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後場に注目すべき3つのポイント~ 日経平均は3営業日続落、25日線での攻防を睨みつつ、短期筋の強弱感が対立

2017/5/30 12:39 FISCO
*12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~ 日経平均は3営業日続落、25日線での攻防を睨みつつ、短期筋の強弱感が対立 30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ 日経平均は3営業日続落、25日線での攻防を睨みつつ、短期筋の強弱感が対立 ・ドル・円は110円87銭、クロス円取引に絡んだ円買いで一時110円78銭まで下落 ・ルーデン、デュアルタプなどがストップ高 ■ 日経平均は3営業日続落、25日線での攻防を睨みつつ、短期筋の強弱感が対立 日経平均は3営業日続落。106.38円安の19576.19円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えた。29日の米国市場がメモリアルデーの祝日で休場となり、海外勢のフローが限られるなか、日経平均は小幅に続落で始まった。その後しばらくはこう着感の強い相場展開となるなか、10時辺りから下げ幅を拡大させている。メイ英首相は29日、欧州連合(EU)離脱交渉について、必要ならば合意なしに離脱する用意があると表明したことをマイナス材料として捉える動きもあった。また、FBIのコミー前長官は、30日以降に上院情報委員会の公聴会で証言することから、トランプ政権の政治リスクを警戒する向きもあったとみられる。 インデックスに絡んだ商いから下げ幅を広げるなか、値動きの軽い中小型株にも利益確定の動きが広がっており、様子見ムードが強まっている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が強含みとなる半面、昨日上昇していたファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>が弱含みとなるなど、方向感が掴みづらい状況。セクターでは空運、海運、情報通信、金属製品が小じっかりな半面、石油石炭、パルプ紙、水産農林、倉庫運輸、ゴム製品が冴えない。 日経平均は前場半ば辺りから下げ幅を広げてきており、25日線レベルまでの調整をみせている。ここまでは想定内の動きでもあり、この水準で踏ん張りをみせてくるかが注目されるところ。これを下回ってくるようだと、13週、26週線が位置する19250円辺りまでの調整が意識されやすいだろう。また、インデックスに絡んだ商いについても、昨日弱い値動きだったソフトバンクG<9984>が反発し、一方で堅調だったファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>が下げており、リバランスの動きにとどまっている。 そのため、引き続き中小型株での値幅取り狙いが中心になりやすい。銘柄は絞られてきており、強い銘柄により短期資金が集中しやすいと考えられる。日経平均の25日線での攻防を睨みつつ、資金回転が早まることになりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円87銭、クロス円取引に絡んだ円買いで一時110円78銭まで下落 30日午前の東京市場でドル・円は下落。朝方に111円32銭まで買われたが、ポンド売り・円買いの取引が広がったことから、ドル・円は110円78銭まで下落した。英メイ首相は英スカイニューズとのインタビューで「悪い合意よりも合意はないほうがましだ」、「いかなる犠牲を払っても合意を成立させるために交渉に臨むわけではないと認識する必要がある」との見方を示したことがポンド売り材料となったようだ。日経平均株価は100円超の下げとなったことも嫌気された。ここまでのドル・円の取引レンジは110円78銭から111円32銭。 12時23分時点のドル・円は110円87銭、ユーロ・円は123円37銭、ポンド・円は142円07銭、豪ドル・円は82円30銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ルーデン<1400>、デュアルタプ<3469>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ■要人発言 ・欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁 「ギリシャ債の購入はない」 「ユーロ圏経済、ECBによる異例の金融緩和がなお必要」 ・ECBノボトニー氏 「上向きトレンドが固まれば賃金上昇の勢い増す」 ・ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁 「バランスシートの将来のサイズは未定」 「中国の減速を懸念していない」 「米国の租税政策にはかなりの不確実性がある」 「2%のインフレ目標達成に完全にコミットする」 「米失業率は2017年に低下が見込まれる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00  基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行) <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 6件
100
12/29 15:00
-3(-2.91%)
時価総額 1,301百万円
住居空間コーティング加工が柱。ビル管理や不動産売買も。23.12期3Q累計は不動産販売が貢献。ハウスケアも上向く。通期営業黒字復帰を計画。ICOによる資金調達に疑義が生じ、10月末に東証が監理銘柄に指定。 記:2023/11/14
3469 東証スタンダード
1,031
9/4 14:52
-24(-2.27%)
時価総額 3,539百万円
資産運用型マンション「XEBEC」の開発・分譲等を行う不動産販売事業が主力。東京23区中心。不動産管理事業、海外不動産事業等も。不動産販売事業は販売チャネルの拡大図る。不動産管理事業は管理戸数が順調増。 記:2024/08/30
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17