マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/7 22:57:25
15,301,098
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる

2017/5/12 12:56 FISCO
*12:56JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる   12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる ・ドル・円は113円67銭、弱含み、日本株安で売り継続 ・値下がり寄与トップはソフトバンクG、2位はファーストリテとなり、2銘柄で日経平均を約37円押し下げた。 ■日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる 日経平均は反落。138.27円安の19823.28円(出来高概算11億8000万株)で前場の取引を終えた。米国市場の下落の影響もあり、利食い優勢の展開となっている。また、週末要因のほか、決算ピークとなることから、模様眺めムードも強い。その他、オプションSQでは225型が18万株超の買い越し、TOPIX型は売り越しだった。SQ値は概算で19991.27円となり、2万円とはならなかったが、上に幻のSQ値を残した格好となり、寄付き後は利益確定の流れが強まっている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは電力ガス、サービス、小売、精密機器が小じっかり。一方で、非鉄金属、輸送用機器、ガラス土石、不動産、倉庫運輸、銀行、鉄鋼が冴えない。売買代金上位では日産自<7201>、楽天<4755>、SUMCO<3436>、JT<2914>が堅調。 午後は日銀のETF買い入れ等の期待が下支えとなりそうだが、さすがに決算ピークとなるなか、模様眺めムードが強いだろう。また、225型の大幅な買い越しによってSQ値が19991.27円と大きく乖離していることもあり、幻のSQとして手掛けづらくさせるだろう。個別決算を見極めつつ、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。 決算については、株価が調整していたものについては、一先ずアク抜けを意識したスタンス。強いトレンドだった銘柄については、戻り売りが意識される。とりわけ、中小型株については、この動きが顕著に表れそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円67銭、弱含み、日本株安で売り継続 12日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。日本株の下落を手がかりにドル売りが続いた。 ドル・円は、朝方の取引113円95銭まで上昇後は反落。日経平均株価が下落し、節目の20000円が遠のいたことで一時113円65銭まで値を下げた。 ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、目先の株安継続を警戒したドル売り・円買いに振れやすい。ただ、ドルには押し目買いが入りやすく、引き続き底堅い値動きが続きそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円65銭から113円95銭、ユーロ・円は123円55銭から123円79銭、ユーロ・ドルは1.0859ドルから1.0868ドルで推移した。 12時05分時点のドル・円は113円67銭、ユーロ・円は123円57銭、ポンド・円は146円49銭、豪ドル・円は83円86銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・KLab<3656>、ケアネット<2150>など7社がストップ高。 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・日4月マネーストックM3:3.6%(前年比予想:+3.6%、3月:+3.6%) ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約37円押し下げた。 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:00  独・GDP速報値(1-3月)    1.2% ・15:00  独・消費者物価指数改定値(4月)    0% 《SK》
関連銘柄 8件
2150 東証プライム
640
9/4 15:00
-20(-3.03%)
時価総額 29,998百万円
医師向け医療情報専門サイトを通じて製薬会社の営業を支援。医師向け教育番組の制作・配信も。24.12期は過去最高売上を計画も専門性の高い医薬品に対応した新規事業の開発投資や人材投資を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/12
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3656 東証プライム
206
9/4 15:00
-11(-5.07%)
時価総額 9,598百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運用等を行う。「BLEACH Brave Souls」、「キャプテン翼」などが主力タイトル。ラピスリライツ等のIP事業も。ハイブリッドカジュアルゲームの新規開発等を推進。 記:2024/08/23
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17