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NY株式:ダウは15ドル高、FOMC議事録を受け利上げの可能性強まる

2016/10/13 7:00 FISCO
*07:00JST NY株式:ダウは15ドル高、FOMC議事録を受け利上げの可能性強まる 12日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は15.54ドル高の18144.20、ナスダックは7.77ポイント安の5239.02で取引を終了した。原油相場の下落を嫌気し、小幅下落して寄り付いたものの、FOMC議事録の発表を見極めたいとの思惑からその後は小動きとなった。FOMC議事録では一部のメンバーが利上げを支持した一方で、インフレ率が改善する確証を得るまで利上げを待つべきとの意見で割れ、9月の利上げ据え置きが僅差で合意されたことが示された。発表後ももみ合う展開となり、ナスダック総合指数は引けにかけて僅かに下落に転じた。セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーや運輸が下落した。 医療保険のヒューマナ(HUM)は高齢者向け公的医療(メディケア)向け保険商品に対する評価引き下げにより、2018年の業績への懸念から下落。非鉄金属大手アルコア(AA)は決算内容が引き続き嫌気され続落。半導体メーカーのラムリサーチ(LRCX)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。一方で、ネット小売りのアマゾン(AMZN)は新たな定額制音楽配信サービスに加えて、食料品販売事業の拡大を狙い、コンビニエンスストアの開設を発表し、買われた。 調査会社のIDCが7-9月期のPC世界出荷台数が減少したことを明らかにしたことで、ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)、半導体のインテル(INTC)などに売りが広がった。 Horiko Capital Management LLC 《TM》