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9月のくりっく365は商い増加、ドル・円は上値抵抗線の突破を試す展開に

2016/10/4 14:31 FISCO
*14:31JST 9月のくりっく365は商い増加、ドル・円は上値抵抗線の突破を試す展開に 東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、9月の取引数量は前月比28.3%プラスの320万8866枚。1日の平均取引数量は14万5858枚と前月比で増加したほか、月末時点の証拠金預託額も4247億円と増加。 一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、9月の取引数量は前月比34.6%プラスの35万4847枚。1日の平均取引数量に関しても1万6129枚と前月比では大幅に増加。月末時点の証拠金預託額は前月比12億円プラスの427億円となった。 9月は、21日に日銀金融政策決定会合(日銀会合)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表された。FOMCでは想定通りの金利引き上げ先延ばしとなったが、日銀会合では「長短金利操作付き質的・量的金融緩和」実施を発表。その効果を市場が消化するのに時間がかかり、為替、株ともに目立った方向感は出なかった。ただ、米大統領候補者によるTV討論会や、石油輸出国機構(OPEC)によるサプライズの減産合意など、各イベントが動意付く材料となった。 9月は重要イベントなどが意識されて売買増加となったが、10月は企業決算が徐々に増加する一方、ECB理事会のほか目立ったイベントは予定されていない。日銀会合も10月31日から11月1日と月をまたぐ格好に。重要なイベントが予定されていないことで再び商いは減少する可能性がある。ただ、足元の日経平均は16200円から16800円のボックス相場で推移していることから、逆張りの投資手法で利ザヤを積み重ねるトレードは効果的との見方もできよう。一方、ドル・円は、上値抵抗線となっている一目均衡表の雲下限などを上抜けられるかに注目。 (写真提供:東京金融取引所) 《MT》