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*19:57JST 米国株見通し：25日線の抵抗線突破を試す展開か S&P500先物　2162.25（+1.50）　（19:40現在） ナスダック100先物　4873.50（+3.25）　（19:40現在） 19：40時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。 30日の米株式市場は上昇。米司法省はドイツ銀に科す罰金を当初140億ドルから大幅に下回る54億ドルで合意間近との報道を受けて、ドイツ銀を巡る欧州金融不安が和らいだ。原油相場の上昇も安心感につながっている。ダウ平均は164.70ドル高の18308.15、ナスダックは42.85ポイント高の5312.00。 グローベックスの米株先物は小動きに推移しており、NYダウでは15ドル高程度を織り込んで推移している。欧州市場は高安まちまちであり、全般小動き。ドイツ市場は休場となっており、ドイツ銀を巡る金融リスクへの警戒も高まり難い状況であろう。また、報道通り54億ドルの支払いで合意が可能ならば、ドイツ銀への目先の懸念は大きく後退するとみられ、NYダウは25日線の抵抗線突破を試す展開になろう。 もっとも、週末の雇用統計など重要な経済指標の発表が予定されており、25日線での攻防が長引くと、上値抵抗として意識されてくる。また、経済指標では9月ISM製造業景況指数の発表が予定されている。予想は50.3と前月の49.4から上昇する見込み。予想を上回ってくるようであれば、年内利上げへの観測が高まりやすく、上値の重しとなる可能性もありそうだ。 《KK》