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後場に注目すべき3つのポイント~次第に戻り待ちの売り圧力も、物色は内需系に

2016/10/3 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~次第に戻り待ちの売り圧力も、物色は内需系に 3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・次第に戻り待ちの売り圧力も、物色は内需系に ・ドル・円は101円46銭付近、ドルもみあい、材料不足で買いは続かず ・セブン&アイ、明治HDなど9社の目標株価変更 ■次第に戻り待ちの売り圧力も、物色は内需系に 日経平均は反発。183.53円高の16633.37円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えた。ドイツ銀行を巡る欧州金融不安が和らいだことにより、9月30日の米国市場ではNYダウが160ドル強の上昇。シカゴ225先物清算値は大阪比170円高の16560円となるなか、この流れを受けて買いが先行した。その後もじりじりと上げ幅を広げてきている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1500を超えてきており、全体の7割超を占めている。セクターでは小売、証券、食料品、金属製品、精密機器、鉄鋼、化学が堅調。一方で鉱業、石油石炭が小安く推移している。売買代金上位では、トヨタ自<7203>、7&iHD<3382>、メガバンク3行、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、花王<4452>が堅調。半面、任天堂<7974>は売り買いが交錯しているほか、川重<7012>、オリックス<8591>が冴えない。 日経平均はマドを空けての上昇となり、5日線を捉えているほか、一目均衡表では転換線、雲上限を突破してきており、遅行スパンは上方シグナルを発生させてきている。再び雲を突破してきているため、リバウンド基調が強まる可能性がある。ただし、ドイツ銀行を巡る欧州金融システム不安が後退しているものの、メガバンクの戻りは鈍く、手掛けづらさが窺える。自律反発の域は脱せないとみられ、次第に戻り待ちの売り圧力が強まる可能性も意識しておく必要がある。 物色としては、今週は小売の主力処の決算が予定されていることもあり、内需系に向かいやすい。また、VISAブランドのプリペイドカードにビットコインから入金するサービスにより、ビットコインを利用した支払いができる国内の店舗が数百万規模に拡大すると報じられているなか、フィンテック関連の一角が堅調に推移している。個人主体の資金により回転は速そうだが、資金が向かいやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は101円46銭付近、ドルもみあい、材料不足で買いは続かず 3日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。日経平均株価は堅調地合いだが、ドル買い材料が乏しく上昇は長続きしていない。ドル・円は101円前半で寄り付いた後、101円60銭付近から101円20銭まで値を下げた。その後、日経平均の一段高で101円66銭まで戻したが、ドルの買戻しは続かず失速。リスク回避的な円買いは後退しているものの、ドル買いの材料が乏しく戻りは限定的。 ドルは5日移動平均線(100円92銭)がサポートラインとみられ、下値は堅い一方で次の節目となる102円までの上昇は見込みにくい。ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調地合いとなっており、ドル・円は目先も101円台を維持する見通しだが、ドルの上値の重さが意識されれば売りに転じる可能性もあろう。 ここまでのドル・円は101円20銭から101円66銭、ユーロ・円は113円63銭から114円14銭、ユーロ・ドルは1.1227ドルから1.1244ドルで推移した。 12時29分時点のドル・円は101円46銭、ユーロ・円は113円97銭、ポンド・円は131円31銭、豪ドル・円は77円68銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・セブン&アイ<3382>、明治HD<2269>など9社の目標株価変更 ・阿波製紙<3896>、チェンジ<3962>、フォーカスS<4662>など5社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・黒田日銀総裁 「金融緩和の余地は十分ある」 ・ハモンド英財務相 「英国民は、財政規律を重んじるとの公約を掲げたわれわれを選んだ」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・中国本土の株式市場は国慶節の祝日のため7日まで休場 《WA》
関連銘柄 12件
2269 東証プライム
3,654
9/4 15:00
+14(0.38%)
時価総額 1,084,284百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
2,189
9/4 15:00
-20(-0.91%)
時価総額 5,821,265百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
3896 東証スタンダード
471
9/4 15:00
-26(-5.23%)
時価総額 4,791百万円
機能材メーカー。機械漉和紙メーカーとして1916年に創業。エンジン用濾材等の自動車関連資材、分離膜支持体用不織布等の水処理関連資材が柱。分離膜支持体用不織布の新工場を建設中。26.3期売上213億円目標。 記:2024/06/18
1,329
9/4 15:00
-49(-3.56%)
時価総額 96,964百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネス等を手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。公共DX、セキュリティ再編に集中。LoGoチャットは有償自治体数が増加傾向。 記:2024/05/08
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4662 東証プライム
1,139
9/4 15:00
-29(-2.48%)
時価総額 18,558百万円
独立系システムインテグレーター。社会インフラ基盤に係るシステムの設計・製造、基幹業務システム・Webシステムの開発等を行う。ICT活用の子ども見守りサービス等も。公共関連は社会保険・自動車関連等が順調。 記:2024/06/25
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7012 東証プライム
4,934
9/4 15:00
-271(-5.21%)
時価総額 828,527百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8591 東証プライム
3,519
9/4 15:00
-167(-4.53%)
時価総額 4,427,877百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07