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*08:47JST 今日の為替市場ポイント：◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売りは後退 ユーロ・ドルは、1.0458ドル（2015/3/16）まで下げた後、一時1.1714ドル（2015/8/24）まで反発したが、1.0524ドル（2015/12/03）まで反落。ただし、1.1616ドル（2016/05/03）まで戻している。ユーロ・円は、141円06銭（2015/6/04）から122円06銭（2016/3/1）まで下げた後、128円22銭（2016/3/31）まで買われたが、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭（2016/06/24）まで下落している。 本日のユーロ・円は、114円前後で推移か。欧州系金融機関の資本不足に対する市場の懸念は消え去っていないが、リスク回避的なユーロ売りは後退した。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは113円台後半で下げ渋る展開が予想される。 【ユーロ売り要因】 ・欧州大手金融の資本不足懸念消えず ・米12月利上げの可能性 ・欧州中央銀行（ECB）による年内追加緩和の可能性残る 【ユーロ買い要因】 ・ECB銀行監督委員会：低金利環境が銀行の利益を圧迫 ・ユーロ圏の物価下落に対する過剰な警戒感は低下 ・米金利見通し（2017年、2018年）の下方修正 《WA》