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ユーロ週間見通し:もみあいか、原油高は支援材料

2016/10/1 15:00 FISCO
*15:00JST ユーロ週間見通し:もみあいか、原油高は支援材料 ■横ばい、ドイツ銀行の株価反発で売り縮小 先週のユーロ・ドルは横ばい。ドイツ銀行の株価反発を受けて同行の経営状況や資本不足問題に対する市場の懸念はやや後退し、リスク回避のユーロ売り・ドル買いは一服。ユーロ・ドルは1.1153ドルから1.12ドル台前半まで戻した。取引レンジ:1.1123ドル-1.1257ドル。 ■欧州金融不安後退で下げ渋る可能性 今週のユーロ・ドルはもみあいか。欧州の金融システム不安はやや緩和されたが、金融機関の資本不足懸念は払しょくされておらず、ユーロ買いはやや抑制される見込み。ただ、米利上げペース鈍化への思惑は残されており、ユーロは下げ渋る展開となりそうだ。 予想レンジ:1.1150ドル-1.1300ドル ■下げ渋り、リスク回避の売りは一服 先週のユーロ・円は底堅い動きを見せた。ドイツ銀行の経営状況や資本不足問題に対する市場の懸念はやや後退し、リスク回避のユーロ売り・ドル買いは一服。米ドル・円相場はやや円安方向に振れており、この影響でユーロは対円で114円台前半まで戻す展開となった。 ■もみあいか、原油高は支援材料 今週のユーロ・円はもみあいか。欧州の金融システム不安はやや緩和されたが、金融機関の資本不足懸念は消え去っていない。ユーロ圏の金利先安観は残されており、ユーロ買いは抑制される見込み。ただし、原油価格の上昇が続けばリスク選好的な円売りが増えることで、ユーロは対円で下げ渋る可能性もある。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・4日:8月生産者物価指数(前年比予想:-2.2%、7月:-2.8%) ・5日:8月小売売上高(前月比予想:-0.2%、8月:+1.1%) 予想レンジ:112円50銭-115円50銭 《FA》