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後場に注目すべき3つのポイント~主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取り

2016/9/26 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取り 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取り ・ドル・円は100円92銭付近、ドル下げ渋り、安値圏で方向感の乏しい値動き ・スズキ、アイシンなど7社の目標株価変更 ■主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取り 日経平均は続落。141.45円安の16612.57円(出来高概算6億6000万株)で前場の取引を終えている。先週末の米国株安や原油安のほか、円相場が円高に振れて推移するなか、利食い優勢の展開となった。日経平均は寄付きを高値に下げ幅を広げており、前引け近くには一時16601.83円まで下げ幅を広げる局面をみせている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは鉱業、保険、海運、ガラス土石、非鉄金属、電気機器、機械、石油石炭が軟調。半面、食料品、医薬品、繊維、小売が小じっかり。売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、村田製<6981>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が冴えない。 日経平均は25日線に上値を抑えられる格好から、5日線レベルまで下げてきている。価格帯別出来高では商いが膨れている16600-16700円の水準であり、強弱感が対立しやすいところである。また、米大統領選で民主・共和党候補の第1回討論会が行われるなか、円高圧力が警戒されやすい。その他、ハイテクの一角が弱い動きをみせているが、米アップルの「iPhone7」の海外販売が伸びていないとの観測が伝わっており、これも心理面にマイナス影響を与えているようだ。 一方でマザーズ指数、ジャスダック平均はプラス圏での推移となるなど、個人主体による物色意欲は高く、中小型株の一角に資金がシフトしている。月末要因から機関投資家は動きづらいなか、主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取りの動きが続きそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は100円92銭付近、ドル下げ渋り、安値圏で方向感の乏しい値動き 26日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開。日経平均株価の軟調地合いを受けドル売りに振れたが、売り一服後は方向感の乏しい値動きとなった。ドル・円は101円付近で寄り付いた後、日経平均の下げ幅拡大を嫌気し、ドル売り・円買いの地合いとなり、一時100円71銭まで値を下げた。ただ、23日海外安値の100円68銭が意識され、値ごろ感による買戻しが入ったようだ。このため、ドル売り一服後は100円80銭付近でもみあう展開となった。 米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースに不透明感が広がっており、ドル売り基調に変わりはない。ただ、ランチタイムの日経平均先物は下げ止まっており、株価が目先下げ幅を拡大しなければドルは100円台後半から大きく下げないだろう。反面、次の材料待ちで積極的なドル買いは手控えられており、目先は方向感の出にくい値動きが続きそうだ。 ここまでのドル・円は100円71銭から101円09銭、ユーロ・円は113円19銭から113円52 銭、ユーロ・ドルは1.1226ドルから1.1242ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は100円92銭、ユーロ・円は113円33銭、ポンド・円は130円96銭、豪ドル・円は76円79銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・スズキ<7269>、アイシン<7259>など7社の目標株価変更 ・「iPhone 7」関連のTDK<6762>やアルプス<6770>などが戻り売りに押される ・SJI<2315>、リファインバース<6531>、さが美<8201>など6社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 7月景気先行指数改定値(速報値:100.0) ・14:35 黒田日銀総裁あいさつ(関西4経済団体と懇談会) <海外> ・米大統領選:第1回大統領候補テレビ討論会 《WA》
関連銘柄 12件
2315 東証スタンダード
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金融向けシステム構築に強みを持つIT企業。独自の暗号資産「カイカコイン」(CICC)を発行。チューリンガムとCICCのトークノミクス設計に関するパートナーシップを締結。Web3領域の高単価案件の獲得図る。 記:2024/05/06
6531 マザーズ
1,273
6/28 14:59
+16(1.27%)
時価総額 4,201百万円
産業廃棄物処理事業が主力。再生樹脂製造販売事業も手掛ける。首都圏の廃タイルカーペットの約6割を再生処理。リサイクルナイロン樹脂「リアミド」は引き合い増加。21.6期1Qは再生樹脂製造販売事業が損益改善。 記:2020/11/22
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
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6770 東証プライム
1,499.5
9/4 15:00
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時価総額 328,812百万円
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6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
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7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7259 東証プライム
4,874
9/4 15:00
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トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
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時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
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±0(0%)
時価総額 6,084百万円
きもの専門店「さが美」等の専門店チェーンを展開。ホームファッション事業から撤退。きもの事業に経営資源集中。ベルーナがTOBで子会社化。販売契約高は堅調。店舗リニューアル等が寄与。19.2期1Qは増収。 記:2018/07/18
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17