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後場に注目すべき3つのポイント~2兆円を下回る可能性が高く先物に振らされやすいか

2016/6/21 12:31 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~2兆円を下回る可能性が高く先物に振らされやすいか 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・2兆円を下回る可能性が高く先物に振らされやすいか ・ドル・円は103円97銭付近、ドルの上値は重い、財務相発言で介入期待後退 ・パナソニック<6752>、味の素<2802>など10社のレーティング格上げ ■2兆円を下回る可能性が高く先物に振らされやすいか 日経平均は続伸。81.32円高の16046.62円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。英国のEU離脱懸念が和らいだことで欧米市場は軒並み大きく上昇したが、円相場が1ドル103円台と円高に振れて推移していることが重しとなり、前日の大幅上昇に対する利益確定の売りが先行。寄り付き直後には15770.96円まで下げ幅を広げる場面もみられた。 しかし、英国のEU離脱懸念が和らぐなかで買い戻しの流れのほか、為替市場では1ドル104円台と円高が一服するなか、先物主導で切り返すと、前引けにかけては節目の16000円を回復している。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。セクターでは、医薬品、食料品、石油石炭、電気機器、海運、サービス、不動産がしっかり。一方で、非鉄金属、その他金融、電力ガス、保険、鉱業が小安い。 前日の大幅上昇に対する利益確定を予想していたが、売り先行後の底堅さが目立つ。5日線が支持線として意識されている。指数インパクトの大きいところでは、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、花王<4452>、塩野義薬<4507>、東エレク<8035>がけん引しており、本日はややディフェンシブ系主導のようだ。ただ、売買代金は8069億円にとどまっており、本日も2兆円を下回る可能性が高い。インデックスに絡んだ売買に振らされやすいため、日経平均の16000円処では強弱感が対立しそうだ。 また、英国問題で陰に隠れているが、明日22日に参院選が告示される。安倍政権の経済政策・アベノミクスの是非などが争点となるなか、政策期待なども次第に下支え要因として意識されてくる可能性があろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は103円97銭付近、ドルの上値は重い、財務相発言で介入期待が後退 21日午前の東京外為市場では、ドル・円は上値の重い展開となった。麻生太郎財務相が為替介入に否定的な見解を示したことが要因。ドル・円は103円後半で寄り付いた後、日経平均株価の16000円回復を受け、104円前半に浮揚した。ただ、麻生太郎財務相が閣議後の記者会見で「為替の急激な変化は好ましくない」としながらも、為替介入に関しては「安易にやるつもりはない」と発言したことで上げ渋った。 ドル・円は日本株高が好感されているものの、ランチタイムの日経平均先物は上げ渋り、目先のドルの上昇ペースは鈍そうだ。104円台前半には短期筋を中心とするドル売り圧力が観測され下落圧力は強いため、ドル・円の104円台維持は長続きしない可能性もあろう。 ここまで、ドル・円は103円58銭-104円14銭、ユーロ・ドルは1.1306ドル-1.1343ド ル、ユーロ・円は117円31銭-118円08銭で推移した。 12時22分時点のドル・円は103円97銭、ユーロ・円は117円84銭、ポンド・円は152円54銭、豪ドル・円は77円68銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>。円高嫌気で富士重<7270>が軟調、ホンダ<7267>もさえない ・パナソニック<6752>、味の素<2802>など10社のレーティング格上げ ・麻生財務相 「為替の急激な変化は好ましくない」「為替介入、安易にやるつもりはない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:00 党首討論会 ・13:30 4月全産業活動指数(前月比予想:+1.2%、3月:+0.1%) <海外> ・15:00 スイス・5月貿易収支(4月:+25億スイスフラン) 《WA》
関連銘柄 11件
2802 東証プライム
5,361
9/4 15:00
-192(-3.46%)
時価総額 2,878,836百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
6,630
9/4 15:00
-27(-0.41%)
時価総額 5,898,260百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10