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後場に注目すべき3つのポイント~節目の16000円捉えるも、引けにかけては短期筋の利益確定か

2016/6/20 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~節目の16000円捉えるも、引けにかけては短期筋の利益確定か 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・節目の16000円捉えるも、引けにかけては短期筋の利益確定か ・ドル・円は104円58銭付近、ドルじり高、堅調の日本株受け ・東芝、アシックスなど5社の目標株価変更 ■節目の16000円捉えるも、引けにかけては短期筋の利益確定か 日経平均は大幅に続伸。344.10円高の15943.76円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えた。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票に関心が集まるなか、最新の世論調査でEU残留優勢と伝えられており、これを好感する格好から、先週の大幅な下げに対する自律反発の流れが優勢となっている。15800円を回復して始まった日経平均は、その後も上げ幅を広げており、一時16035.44円とザラバベースでは14日以来となる16000円を回復する場面をみせている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1799と全体の9割を占めている。セクターでは33業種すべてが上昇しており、鉱業、不動産、鉄鋼、パルプ紙、証券、海運、その他金融が3%を超える上昇。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、日東電<6988>、TDK<6762>などが堅調。 日経平均は大幅に続伸して始まり、5日線を突破。ボリンジャーバンドでは-1σレベルを回復してきている。自律反発の流れとみられるが、節目の16000円を捉えていることもあり、目先的には達成感が意識されやすいだろう。また、英国民投票の行方を見極めたいとする模様眺めムードも強く、引けにかけては短期筋の利益確定の流れも出やすいと考えられる。もっとも、インデックスに絡んだ商いが中心とみられるため、先物市場が強い動きをみせてくるようだと、リバウンド基調が強まる可能性は十分にありそうだ。 物色としては、インデックスに絡んだ商いにより、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>といった指数インパクトの大きい値がさ株を横目に睨みながら、ソニー<6758>、Vテク<7717>など材料のある銘柄での値幅取りとなる。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は104円58銭付近、ドルじり高、堅調の日本株受け 20日午前の東京外為市場では、ドル・円はじり高となった。日本株が堅調推移となったことでリスク選好的な動きが広がり、104円後半で推移した。ドル・円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)ではタカ派とみられるブラード・セントルイス連銀総裁が前週末に利上げペース鈍化の可能性に言及したことで、朝方は米早期利上げへの期待後退で一時104円42銭まで下落した。 ただ、日経平均株価は一時16000円台を回復するなど堅調地合いとなり、ドル・円は104円84銭まで値を切り上げた。ドル以外の主要通貨も上昇。その後ドル買いは一服したが、日本株の続伸を意識したリスク選好的な円売りの流れは継続しているようだ。ランチタイムの日経平均先物は堅調推移を維持しており、目先のドル・円は上値が重いものの、株高に支えられる展開は続きそうだ。 ここまで、ドル・円は104.42円-104.84円、ユーロ・ドルは1.1309ドル-1.1358ドル、ユーロ・円は118.22円-119.04円で推移した。 12時27分時点のドル・円は104円58銭、ユーロ・円は118円86銭、ポンド・円は152円57銭、豪ドル・円は77円81銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、2位ソフトバンクG<9984>、2銘柄で日経平均を約50円押し上げ ・スズキ<7269>、市場の信任が厚かったインド準備銀行ラジャン総裁の退任で売られる ・ブラジル・リオデジャネイロ州知事 「州財政の非常事態で五輪プロジェクトなどに遅れが生じることはありえない」 ・東芝<6502>、アシックス<7936>など5社の目標株価変更 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:30 5月全国百貨店売上高 <海外> ・15:00 独・5月生産者物価指数 (前年比予想:-2.9%、4月:-3.1%) 《WA》
関連銘柄 11件
6367 東証プライム
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時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6502 東証プライム
4,590
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-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7717 東証プライム
2,686
9/4 15:00
-164(-5.75%)
時価総額 27,016百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
7936 東証プライム
2,749.5
9/4 15:00
-112.5(-3.93%)
時価総額 2,088,196百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17