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後場に注目すべき3つのポイント~雲の中での推移で方向感は掴みづらい

2016/6/7 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~雲の中での推移で方向感は掴みづらい 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・雲の中での推移で方向感は掴みづらい ・ドル・円は107円77付近、ドル底堅い、株価にらみの展開 ・ヘリオス、理化学研究所の発表を受けストップ高 ■雲の中での推移で方向感は掴みづらい 日経平均は反発。59.82円高の16639.85円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えている。米株高や円高一服を背景に買い先行で始まった。ただし、米国の上昇に対してはイエレンFRB議長講演を受けた早期利上げ観測の後退によるところもあり、評価も限られている。 そのため日経平均はシカゴ先物にさや寄せする格好から16650円を回復して始まったが、その後は16600円を挟んでの25日線レベルでのもみ合いが続いている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。規模別指数は小幅ではあるが、大型、中型、小型株指数いずれも上昇。セクターでは原油相場の上昇の流れから、鉱業が上昇率トップ。一方で、空運、パルプ紙、情報通信が冴えない。 日経平均は25日線レベルでの値動きをみせている。下ひげを残す格好で踏ん張りがみられているが、一目均衡表の雲の中での推移であり、方向感は掴みづらいであろう。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>の下落影響をファナック<6954>、TDK<6762>が下支えする格好。インデックスに絡んだ商いの影響を受けやすい需給状況であろう。 週末に先物オプションSQを控えているほか、来週の日銀の金融政策決定会合では追加緩和政策への期待等もあり、積極的なポジションは取りづらいところであろう。方向感も掴みづらいという中では、個別の材料を手掛かりとするほか、足元調整をみせていた中小型株などでの短期的な値幅取り狙いに向かいやすいであろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は107円77付近、ドル底堅い、株価にらみの展開 7日午前の東京外為市場では、ドル・円はドル底堅い値動きとなった。具体的な手がかりは乏しく、株価にらみの展開となった。 ドル・円は107円半ばで寄り付いた後、日経平均株価の反落を受け一時107円22銭まで下落。しかし、日経平均がプラス圏に切り返すと、ドルは107円82銭まで上昇した。 ランチタイムの日経平均先物は小幅高で推移しており、株価上昇への期待は続いている。具体的な手がかりは乏しく、リスク選好的なドル買い・円売りに大きく振れる地合いではないが、株価の上昇に連動してドルが上昇する可能性は残されている。 ここまではドル・円は107円22銭から107円82銭、ユーロ・ドルは1.1350ドルから1.1366ドル、ユーロ・円は121円83銭から122円38銭で推移。 12時10分時点のドル・円は107円77銭、ユーロ・円は122円37銭、ポンド・円は155円90銭、豪ドル・円は79円34銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ・麻生財務相「ルー長官の為替は秩序的との発言について、コメントは控える」 ・ヘリオス<4593>、理化学研究所の発表を受けストップ高 ・ソニー<6758>がが一時年初来高値を更新 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.75%に据え置き予想) ・15:00 独・4月鉱工業生産(前月比予想:+0.7%、3月:-1.3%) 《WA》
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