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欧米為替見通し:ドル上げ渋りか、米雇用情勢とユーロ圏のインフレ動向が手掛かり材料に

2016/3/31 17:21 FISCO
*17:21JST 欧米為替見通し:ドル上げ渋りか、米雇用情勢とユーロ圏のインフレ動向が手掛かり材料に 今日31日の欧米市場では、ユーロ圏のインフレ率と米雇用関連指標が手掛かり材料となりそうだ。ドル・円の取引では日本時間21時30分発表の米新規失業保険申請件数(3月26日時点)の数字が注目されそうだ。市場予想は26.5万件で前回(3月19日時点)と同水準になると予想されている。 新規失業保険申請件数は減少傾向にあるが、市場関係者の間からは「25万件程度が下限となり、今後は大幅な減少は期待できなくなる」との声が聞かれている。ドルは上値の重い状態が続いているが、市場予想を上回った場合はドル売り材料となる可能性がある。 ユーロ関連の取引では日本時間18時発表のユーロ圏3月消費者物価指数速報値が有力な手掛かり材料となる。市場予想は前年比-0.1%、コア指数は同比+0.9%でいずれも2月実績をやや上回る見込み。予想通りであれば、インフレ鈍化懸念は和らぎ、ユーロ買い材料になるとみられているが、3月米雇用統計の発表を明日4月1日に控えていることから、投機的なユーロ買いが大きく広がる状況ではないとの声も聞かれている。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:30 英・10-12月GDP確定値(前年比予想:+1.9%、速報値:+1.9%) ・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数速報値(前年比予想:-0.1%、2月:-0.2%) ・18:30 南ア・2月生産者物価指数(前年比予想:+8.5%、1月:+7.6%) ・21:00 南ア・2月貿易収支(予想:-43億ランド、1月:-179億ランド) ・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:26.5万件、前回:26.5万件) ・21:30 カナダ・1月GDP(前月比予想:+0.3%、12月:+0.2%) ・22:30 エバンス米シカゴ連銀総裁が討論会(米経済と金融政策)に参加 ・22:45 米・3月シカゴ購買部協会景気指数(予想:50.8、2月:47.6) ・06:00 ダドリーNY連銀総裁講演(金融危機からの教訓) 《SY》