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欧米為替見通し:ドルは底堅い展開か、新年度の買いは慎重で114円台は攻防も

2016/3/25 16:29 FISCO
*16:29JST 欧米為替見通し:ドルは底堅い展開か、新年度の買いは慎重で114円台は攻防も 今晩から来週にかけての欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きとなりそうだ。新年度入りで本邦機関投資家による新規のドル買いが見込まれるためだ。ただ、前年に比べると新規のドル買いは控えめとなる公算で、114円台では海外勢などの利益確定売りに押される展開を想定しておきたい。 25日はグッドフライデー(聖金曜日)のため、欧米では英国やドイツ、フランス、スイス、米国、カナダ、ブラジルなどの市場が休場となる。ドル・円は「薄商いのなか売りオーダーはみられない」(市場筋)ため、今晩はドルの底堅い値動きを予想する。21時半発表の米・10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想を上振れた場合には取引が薄い分、大きく値が切り上がる可能性はあろう。 また、来週は新年度入りで生保など機関投資家による新規のドル買い需要が見込まれる。このため、4月1日発表の米・3月雇用統計に向け米早期利上げ観測の思惑が広がれば、ドル・円は2月10日以来の115円が視野に入るかもしれない。 ただ、「米利上げペースが読み切れないほかテロへの懸念などで、本邦の投資家は例年よりもドル買いには慎重だ」(先の市場筋)と指摘される。またドル・円は2月中旬以降、上昇局面でも海外ヘッジファンドや個人投資家による利益確定売りで114円台では上値が抑えられてきた。来週はこの水準で国内勢による新規のドル買いと海外勢などのドル売りが交錯しそうだ。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30 米・10-12月期GDP確定値(前期比年率予想:+1.0%、改定値:+1.0%) 《SY》