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後場に注目すべき3つのポイント~押し目買いも入りづらい需給状況、ソフトバンクグの動向に注視

2016/1/20 12:39 FISCO
*12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~押し目買いも入りづらい需給状況、ソフトバンクグの動向に注視 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・押し目買いも入りづらい需給状況、ソフトバンクグの動向に注視 ・ドル・円は117円13銭付近、原油安や日本株安でドル弱含み ・225採用銘柄値上がりは花王<4452>、日通<9062>、日水<1332>、スクリン<7735>のみ ■押し目買いも入りづらい需給状況、ソフトバンクグの動向に注視 日経平均は大幅に下落。367.04円安の16681.33円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた。中国の追加緩和期待を背景に19日のアジア・欧州株が全面高となったものの、米国市場の反応は限られ、ややハシゴを外された格好。小幅に反落して始まった日経平均は、寄り付き後早い段階で17000円を下回ると、その後もじりじりと下げ幅を拡大させており、昨年来安値に接近している。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の8割近くを占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下げ。セクターでは33業種全て下げており、鉱業、海運、石油石炭、不動産、鉄鋼の下落率が3%を超えている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>などが大きく下げており、日経平均の重石となっている。 上海指数は3000を挟んでの推移をみせているほか、原油先物価格の先行きに対する警戒感が根強く、リスクオフの流れが強まっている。特にインデックスに絡んだ売りが断続的に出ているようであり、日経平均はこれといった戻りもなく、じりじりと下げ幅を拡大させているため、押し目買いも入りづらい需給状況であろう。まずは、年初来安値水準での下げ渋りがみられるかが注目されるところ。 また、指数インパクトの大きいソフトバンクグ<9984>の動向にも注意する必要があるだろう。時価総額の大きさから機関投資家の保有が多いほか、個人の保有も多いため、同社の低迷はセンチメントを悪化させる。中小型株などへの換金売りにもつながりやすく、後場もソフトバンクグを横目で睨みながらの展開になりそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は117円13銭付近、原油安や日本株安でドル弱含み ドル・円は117円13銭付近で推移。原油安や日本株安を受けリスク回避の動きが強まった。 ドル・円は午前の取引で117円69銭から117円16銭まで値を下げた。米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は2003年以来となる27ドル台まで下落したことや、日経平均株価が前日比300円超下落したことなどを受け、リスク回避の動きが広がった。 原油価格は引き続き安値圏推移が見込まれるほか、上海総合指数やランチタイムの日経平均先物は弱含む展開となっているため、ドル・円は午後の取引でさらに値を下げる可能性はあろう。 12時35分時点のドル・円は117円13銭、ユーロ・円は128円16銭、ポンド・円は165円64銭、豪ドル・円は80円50銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>が日経平均を77円押し下げ ・225採用銘柄値上がりは花王<4452>、日通<9062>、日水<1332>、スクリン<7735>のみ ・目標株価引き上げのカルビー<2229>がしっかり ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・16:00 独・12月生産者物価指数(前年比予想:-2.2%、11月:-2.5%) ・17:00 南ア・12月消費者物価指数(前年比予想:+5.2%、11月:+4.8%) 《SY》
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1332 東証プライム
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時価総額 288,060百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
2229 東証プライム
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4452 東証プライム
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トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6367 東証プライム
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空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
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-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
9,668
9/4 15:00
-947(-8.92%)
時価総額 982,172百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
9062 東証1部
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12/28 15:00
-10(-0.14%)
時価総額 663,360百万円
総合物流最大手。トラック・海上・鉄道等の運輸事業を展開。国内首位の倉庫面積、引っ越しでもトップ級。セルビアで日系フォワーダーとして初の支店開設。全セグメント好調により、中間期(決算期変更)は大幅増収増益。 記:2021/11/13
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17