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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の押し目を探る流れ

2016/1/4 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の押し目を探る流れ 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中小型株の押し目を探る流れ ・ドル・円は119円74銭付近、アジア株の軟調受け120円割れ ・マイナンバーの運用開始で関連銘柄に物色 ■中小型株の押し目を探る流れ 日経平均は大幅に下落。492.30円安の18541.41円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。昨年末の欧米株安の流れを受けて、2016年大発会は売り先行で始まった。その後一時18951.12円と下げ幅を縮める場面もあったが、為替市場で急速に円高に振れたことや、中国・上海指数の弱い動きなどが嫌気され、下げ幅を拡大させている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。セクターでは、鉱業のみが上昇しており、食料品、電力ガス、ゴム製品、倉庫運輸、情報通信、化学、輸送用機器、空運、陸運、不動産などが2%を超える下げとなった。 日経平均、TOPIXは2%を超える下げとなっているが、ジャスダック平均は0.16%、マザーズ指数は0.25%の下げにとどまっており、中小型株は相対的に底堅い動きをみせている。日経平均は一時500円を超える予想以上の下げとなり、この影響から中小型株等も失速する格好とはなっているが、押し目を探る流れは意識されそうだ。 指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、ソフトバンクグ<9984>、京セラ<6971>、ホンダ<7267>、日東電<6988>などの下げの影響が大きく、日経平均の切り返しは期待しづらいところ。一目均衡表の雲下限が18430円辺りに位置しており、これを捉えてくるようだと、いったんはリバウンドを意識しておきたいところではある。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は119円74銭付近、アジア株の軟調受け120円割れ ドル・円は119円74銭付近で推移。日経平均株価や上海総合指数の軟調を受けた値動き。 ドル・円は、日経平均の下げ幅急拡大を受け昨年10月22日以来、約2カ月半ぶりに120円を割り込み、一時119円65銭まで下落。 10時45分に発表された・中・12月財新製造業PMIが48.2と、予想の49.0、11月の48.6を下振れたことで、上海株が下落したこともドルを押し下げた。 リスク回避的な円買いはやや一服したもようだが、ランチタイムの日経平均先物は下値でもみあう展開のため、ドルは午後の取引も上昇に振れる展開は想定しにくい。 12時26分時点のドル・円は119円74銭、ユーロ・円は130円15銭、ポンド・円は176円25銭、豪ドル・円は86円61銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が日経平均を約113円押し下げ ・国際帝石<1605>、東芝<6502>、昭和シェル<5002>、三菱重工<7011>などプラス ・マイナンバーの運用開始で関連銘柄に物色 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 衆院本会議で安倍首相が外交報告、麻生財務相が財政演説 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 11件
1605 東証プライム
2,032
9/4 15:00
-145(-6.66%)
時価総額 2,817,707百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7011 東証プライム
1,778
9/4 15:00
-108(-5.73%)
時価総額 5,998,346百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17