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後場に注目すべき3つのポイント~短期資金は掉尾の一振を意識した動きに

2015/12/29 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~短期資金は掉尾の一振を意識した動きに 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・短期資金は掉尾の一振を意識した動きに ・ドル・円は120円27銭付近、ポジション調整の売りでドルやや弱含み ・郵政Gは大引けでTOPIX組み入れ、日本郵政<6178>は600億円弱の資金流入予測 ■短期資金は掉尾の一振を意識した動きに 日経平均はこう着。0.08円安の18873.27円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えた。クリスマスの祝日明けの米国市場が原油安を嫌気して下げていたこともあり、東京市場は利食い先行ではじまった。ただし、市場参加者が限られており、日経平均は寄り付き直後に18800円を下回る局面もみられたが、売り込む流れにはならず。反対に前引けにかけて切り返すなど、前日終値を挟んでのこう着相場が続いている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。また、規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇しており、昨日同様、小型株指数の強さが目立つ。セクターでは日水<1332>が動意付いているインパクトにより、水産農林が上昇率トップ。その他、医薬品、建設、その他製品、空運がしっかり。半面、鉄鋼、海運、石油石炭、非鉄金属、輸送用機器などが小安い。 出来高薄の中、中小型株や材料株への物色が中心となっている。日経平均のこう着は想定内であり、動きの出ている銘柄に短期筋の資金が集中している。TOPIXリバランスを大引けに控えている日本郵政<6178>は、明日以降の反動を想定した売りが優勢である。マイナス圏で推移していることもあり、日水<1332>への資金シフトに向かわせているようだ。また、アートスパーク<3663>は連日で最高値を更新するなど、テーマ株の一角も堅調。掉尾の一振を意識した動きも強まりそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は120円27銭付近、ポジション調整の売りでドルやや弱含み ドル・円は1120円27銭付近で推移。日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日終値付近まで値を戻しており、目先の株高への期待は失われていないようだ。ただ、ポジション調整の売りが続いているもよう。 ランチタイムの日経平均先物は、引き続き下げ幅を縮小する展開だが、中国本土株は小幅安で推移していることから、リスク回避的な円買いは継続しそうだ。 12時31分時点のドル・円は120円27銭、ユーロ・円は132円09銭、ポンド・円は179円33銭、豪ドル・円は87円40銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>が日経平均を約33円押し下げ ・目標株価引き上げの大和ハウス<1925>、不二製油<2607>、東京ドーム<9681>がしっかり ・郵政Gは大引けでTOPIX組み入れ、日本郵政<6178>は600億円弱の資金流入予測 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《FA》
関連銘柄 9件
1332 東証プライム
922
9/4 15:00
-31(-3.25%)
時価総額 288,060百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
1925 東証プライム
4,528
9/4 15:00
-57(-1.24%)
時価総額 3,017,138百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
2607 東証プライム
3,290
9/4 15:00
+32(0.98%)
時価総額 288,102百万円
植物油脂大手。チョコレート用油脂は世界シェア3位。業務用チョコレートは国内シェアトップ。乳化・発酵素材事業、大豆加工素材事業も手掛ける。24年7月1日納品分からチョコレート製品の価格改定を実施予定。 記:2024/04/30
3663 東証プライム
948
9/4 15:00
-5(-0.52%)
時価総額 34,385百万円
イラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」などのコンテンツ制作ソリューション事業が主力。DC3ソリューション等も。CLIP STUDIO PAINTはサブスク契約が順調に増加。 記:2024/06/25
6178 東証プライム
1,414
9/4 15:00
-36.5(-2.52%)
時価総額 5,327,768百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9681 東証1部
1,299
4/22 15:00
+1(0.08%)
時価総額 124,518百万円
東京ドームシティの運営会社。東京ドームやスパ、アトラクション施設の運営が主力。コスメ店の運営、不動産賃貸等も行う。21.1期はコロナ禍によるスポーツやコンサート、イベント等の中止、延期、動員制限が響いた。 記:2021/03/22
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17