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後場に注目すべき3つのポイント~全般高安まちまち、値がさの一角に振らされる

2015/12/22 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~全般高安まちまち、値がさの一角に振らされる 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・全般高安まちまち、値がさの一角に振らされる ・ドル・円は121円23銭付近、下値では押し目買い ・投資判断引き上げのエーザイ<4523>、豊田通商<8015>がしっかり ■全般高安まちまち、値がさの一角に振らされる 日経平均は小幅に下落。23.21円安の18892.81円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。米株高の流れを受けて小幅に反発して始まると、寄付き直後には一時18943.46円まで上げ幅を広げる場面もみられた。しかし、参加者が減少する中で積極的な売買は限られ、インデックスに絡んだ商いに振らされている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり、値下がりが拮抗しているほか、規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも小幅に上昇している。セクターでは空運、陸運、建設、水産農林、鉄鋼、鉱業が上昇。一方でパルプ紙、その他製品、不動産、電気機器、精密機器、卸売が冴えない。 高安まちまちの中、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>、ファナック<6954>などの値動きに振らされているようである。そのため、材料株での短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりやすいだろう。とはいえ、資金の逃げ足も速いため、個別の材料を手掛かりとしても持続的な物色も期待しづらい面もある。 なお、2020年東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の整備計画で、大成建<1801>などが提案したA案を採用することを政府の関係閣僚会議に報告し、安倍首相は了承した。これを受けて大成建は堅調に推移しているが、これが他の関連銘柄等へ波及をみせてくるかが注目されるところ。一過性となるようだと、相当市場参加者は限られているとみる必要がありそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は121円23銭付近、下値では押し目買い ドル・円は121円23銭付近で推移。下値では押し目買いが観測されるが、日経平均株価がマイナス圏に下げるとドル売りが強まった。 ドル・円は121円前半での取引。日経平均株価は高寄りしたが、前日終値を挟んで不安定な値動きとなっているほか上海総合指数もやや弱含む展開となり、リスク選好のドル買いにつながらないもよう。 ただ、前日の海外市場では一時120円84銭まで下落したことで押し目買いが入りやすい地合い。また、ランチタイムの日経平均先物は前日終値付近までもどしていることから、ドルは午後の取引で底堅い展開になるとみる。 12時29分時点のドル・円は121円23銭、ユーロ・円は132円36銭、ポンド・円は180円43銭、豪ドル・円は87円44銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、テルモ<4543>で日経平均を約28円押し下げ、値上がり寄与はKDDI<9433> ・新規強気のニフコ<7988>、投資判断引き上げのエーザイ<4523>、豊田通商<8015>がしっかり ・新国立競技場の整備計画、大成建設<1801>などの「A案」を選定 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・16:00 スイス・11月貿易収支(10月:+41.6億スイスフラン) 《SY》
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1801 東証プライム
6,491
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-116(-1.76%)
時価総額 1,303,412百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
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時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7988 東証プライム
3,622
9/4 15:00
-71(-1.92%)
時価総額 389,398百万円
工業用ファスナーなどエンジニアリングプラスチック製品の製造・販売を行う。神奈川県横須賀市に本社。自動車関連企業などが主要取引先。高級ベッド「シモンズ」のベッド及び家具事業も。非自動車の新規事業創出図る。 記:2024/07/28
8015 東証プライム
2,661.5
9/4 15:00
-127(-4.55%)
時価総額 2,826,965百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10