マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/23 4:37:42
16,624,216
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~じりじりとリバウンド基調が続きやすい需給状況に

2015/12/17 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~じりじりとリバウンド基調が続きやすい需給状況に 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・じりじりとリバウンド基調が続きやすい需給状況に ・ドル・円は122円58銭付近、日本株高受け堅調推移 ・電子部品の一角がさえない、インバウンド関連には安心感も ■じりじりとリバウンド基調が続きやすい需給状況に 日経平均は大幅に続伸。436.87円高の19486.78円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えた。FRB(連邦準備制度理事会)は、FOMC(連邦公開市場委員会)において予想通りにゼロ金利政策を解除し、利上げを始めることを全会一致で決めた。金融政策の方向性が明確になったことが好感され、16日のNYダウは220ドル超の上昇。この流れを受けたシカゴ日経225先物は大阪比230円高となるなか、これにさや寄せする格好から主力大型株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。 その後、19400円を回復した後は、高値圏でのこう着が続く中、一時19500円を回復する場面もみられた。円相場は1ドル122円60銭辺りと、やや円安に振れて推移していることも買い安心感につながっている。また、日銀の金融政策決定会合への思惑等も買い戻しを誘う格好になっているようである。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700と全体の8割を占める。セクターでは33業種全てが上昇しており、保険の上昇率が4%を超えている。 市場参加者は限られているとみられるが、その中をインデックスに絡んだ商いによって上げ幅を拡大させている。日経平均は25日線が19570円辺りに位置しており、この抵抗ラインをクリアしてくるようだと、短期にはショートカバーの流れが強まりやすいだろう。 一方で、全面高商状とはなっているが、昨日は後場半ば辺りから中小型株に値を崩す動きが目立っていた。資金の回転が速いこともあり、引け際の動きには注意する必要がありそうだ。 とはいえ、明日の日銀の金融政策決定会合を控え、12月での追加緩和はないにせよ、売り込みづらい需給状況であろう。そうなると、じりじりとリバウンド基調が続きやすい需給状況とも言えそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は122円58銭付近、日本株高受け堅調推移 ドル・円は122円58銭付近で推移。米連邦準備制度理事会(FRB)が9年半ぶりの利上げに踏み切り、米国株の上昇を受けた日本株高でドル買いに振れている。 日経平均株価は前日比400円超上昇したほか、アジア諸国の株式が総じて上昇していることから、ドルは強い動きを見せている。短期筋などは122円20銭近辺でドル買い興味を見せており、ドル一段高の展開。 また、ランチタイムの日経平均先物が引き続き堅調地合いのため、ドルは午後も買いが入りやすい展開となろう。 12時25分時点のドル・円は122円58銭、ユーロ・円は132円98銭、ポンド・円は183円20銭、豪ドル・円は87円98銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、ファナック<6954>、KDDI<9433>が日経平均を約89円押し上げ ・投資判断引き上げの住友鉱<5713>、西武HD<9024>、中国電<9504>がしっかり ・電子部品の一角がさえない、インバウンド関連には安心感も ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 6件
5713 東証プライム
3,802
9/4 15:00
-248(-6.12%)
時価総額 1,105,675百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9024 東証プライム
3,199
9/4 15:00
+26(0.82%)
時価総額 1,034,758百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9504 東証プライム
1,012.5
9/4 15:00
-21.5(-2.08%)
時価総額 391,994百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10