マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/29 13:39:26
15,514,562
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防

2015/10/15 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防 ・ドル・円は119円00銭付近、株安懸念が後退 ・前日急落の三住建設<1821>、洋ゴム<5105>は反発、旭化成<3407>は急落 ■日経平均は18000円、25日線レベルでの攻防 日経平均は反発。138.21円高の18029.21円(出来高概算11億4000万株)で前場の取引を終えている。米株安の流れを受けて売りが先行し、寄り付き直後には17800円を割り込む局面もみられた。しかし、前日に300円超の下落となった反動もあり、売り一巡後はじりじりと切り返しをみせると、節目の18000円を回復してきている。 セクターでは医薬品、ゴム製品、サービス、その他製品、パルプ紙、情報通信、証券などが堅調。一方で、海運、繊維、食料品、保険、化学などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数がいずれも2ケタの上昇となり、中小型の強さが目立つ。 日経平均は再び節目の18000円のほか、25日線を回復してきている。5日線辺りが上値抵抗として意識されやすく、一先ず戻り一巡感が意識されやすい。もっとも、インデックスに絡んだ商いが中心であるため、先物等の動きに振らされやすい面はある。18000円処での底堅さが意識されてくるようだと、上げ幅を拡大させてくる可能性はありそうだ。 また、米国ではゴールドマン・サックス・グループ、シティグループ、ブラックストーン・グループなどの決算が予定されている。新規失業保険申請件数(先週)、消費者物価コア指数(9月)、ニューヨーク連銀製造業景況指数(10月)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(10月)なども控えており、これを見極めたいムードから、基本的には18000円処でのこう着になりそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円00銭付近、株安懸念が後退 ドル・円は119円00銭付近で推移。日経平均株価が下げ一巡後、割安感などを背景に買われたことなどから、株安への警戒感が後退。リスク回避の円買いは観測されなかった。 ドル・円は119円00銭近辺で推移。日経平均株価は138円高で午前中の取引を終了した。リスク回避的なドル売りは縮小しており、上海総合指数は小幅高で推移していることから、ドルは底堅い動きを続ける可能性がやや高まっている。ドル・円は118円74銭から119円17銭で推移。 ランチタイムの日経平均先物は前日比80円高の18020円で推移している。出来高は2.3万枚と商いは引続き閑散。買戻し一巡後は18000円レベルでのもみ合いとなっている。なお、前場の東証一部売買代金は1.02兆円と現物市場も商いは少ない。 12時30分時点のドル・円は119円00銭、ユーロ・円は136円68銭、ポンド・円は184円19銭、豪ドル・円は87円46銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が日経平均値上がり寄与度上位 ・前日急落の三住建設<1821>、洋ゴム<5105>は反発、旭化成<3407>は急落 ・医薬品が上昇率トップ、第一三共<4568>、協和キリン<4151>の上昇目立つ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 8月第3次産業活動指数(前月比0.0%、7月:0.2%) ・13:30 8月鉱工業生産確報(7月:前月比-0.5%) <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 8件
1821 東証プライム
374
9/4 15:00
-10(-2.6%)
時価総額 60,840百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
3407 東証プライム
1,024
9/4 15:00
-21.5(-2.06%)
時価総額 1,427,386百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4151 東証プライム
3,260
9/4 15:00
-42(-1.27%)
時価総額 1,760,400百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5105 東証プライム
2,088.5
9/4 15:00
-63(-2.93%)
時価総額 321,861百万円
タイヤメーカー大手。乗用車用タイヤなど自動車タイヤの製造・販売を行う。兵庫県伊丹市に本社。筆頭株主に三菱商事。自動車用防振ゴム等も手掛ける。SUV向けタイヤではサイズラインアップの拡充等に取り組む。 記:2024/07/08
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17