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後場に注目すべき3つのポイント~材料系の中小型株などでの短期的な値幅取り狙い

2015/10/14 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~材料系の中小型株などでの短期的な値幅取り狙い 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・材料系の中小型株などでの短期的な値幅取り狙い ・ドル・円は119円66銭付近、米ダウ先物の下げ幅縮小でドル下げ渋り ・Fリテ<9983>、東宝<9602>、三菱倉<9301>が日経平均値上がり寄与度上位 ■材料系の中小型株などでの短期的な値幅取り狙い 日経平均は大幅に続落。363.24円安の17871.50円(出来高概算12億8000万株)で前場の取引を終えた。米株安の流れからシカゴ先物清算値(18095円)にさや寄せする格好から続落で始まった。その後は心理的な支持線となる25日線や節目の18000円処での底堅さが意識されていたが、これをあっさり割り込むと、その後も断続的な売りに押される格好となっている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700を超えており、全体の8割を超えている。セクターでは、水産農林が辛うじてプラスをキープした他は32業種が下落となり、鉱業の下落率は4%を超えている。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、KDDI<9433>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、日東電<6988>、ホンダ<7267>、TDK<6762>などが重石に。 日経平均は25日線辺りでの踏ん張りに期待していたが、あっさりこれを割り込んでしまっている。直近のリバウンドに対する調整の範囲内ではあるが、センチメント悪化によって押し目買いは入りづらいだろう。10月5日の上昇局面で17775-17869円辺りにマドが空いているが、マド上限レベルまでの調整は完了している。マド埋めを意識してもあと100円程度であり、この辺りからの下げ渋りに期待したいところ。 物色としては、JPモルガン・チェース、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどが時間外で弱い動きをみせていることから、今晩の米国市場への警戒もあって主力処は手掛けづらい。材料系の中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円66銭付近、米ダウ先物の下げ幅縮小でドル下げ渋り ドル・円は119円66銭付近で推移。日経平均株価のマイナス圏推移が嫌気されたが、その後米ダウ先物が時間外取引で下げ幅を縮小したことからドル売りは一服。 ドル・円は前日海外市場で119円90銭まで上昇したが、その後はじり安。東京市場では朝方119円81銭をつけた後、日経平均の下落を受けドル売りが強まり、一時119円48銭まで値を下げた。日経平均の下げ幅縮小でも、中国株安に対する警戒感は低下しなかった。 ランチタイムの日経平均先物は、引き続き弱含みとなっているが、ダウ先物が下げ幅を縮小。ドル・円はこれに反応し、119円70銭台に値を戻した。午後の取引では、上海総合指数や米ダウの切り返しがみられれば、ドル・円は120円回復の可能性があろう。 12時31分時点のドル・円は119円66銭、ユーロ・円は136円29銭、ポンド・円は182円95銭、豪ドル・円は86円59銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、東宝<9602>、三菱倉<9301>が日経平均の値上がり寄与度上位 ・直近下落が続いていたFリテ<9983>は反発 ・水産・農林セクターのみプラス圏 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 10件
6367 東証プライム
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空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
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時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
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時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,530
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-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9301 東証プライム
4,894
9/4 15:00
-161(-3.18%)
時価総額 401,117百万円
国内最大級の倉庫・港湾運送企業。1887年設立。倉庫、陸上運送、港湾運送のほか、不動産賃貸、マンション販売等も手掛ける。海運大手や製薬会社が主要顧客。須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業の新規施設が稼働。 記:2024/06/04
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9602 東証プライム
5,777
9/4 15:00
-11(-0.19%)
時価総額 1,077,359百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。配当性向は30%以上目安。アニメを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10