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後場に注目すべき3つのポイント~TPP交渉の進展が先高感につながる

2015/10/5 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~TPP交渉の進展が先高感につながる 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・TPP交渉の進展が先高感につながる ・ドル・円は120円01銭付近、株高でもリスク選好につながらず ・日産<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が弱含む ■TPP交渉の進展が先高感につながる 日経平均は続伸。216.49円高の17941.62円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。2日の米国市場で雇用統計の結果はネガティブだったが、NYダウは急落後にプラスに転じており、買い安心感につながった。また、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で大筋合意に達する見通しと報じられていることも買い材料視されている。シカゴ日経225先物清算値(17870円)を上回って始まった日経平均は、その後18014.77円と18000円を回復する局面をみせている。 25日線が心理的な抵抗となるなかで買い一巡後はこう着感が強まっているが、下値の堅さも意識されており、先高期待が高まっている。セクターでは、鉄鋼、鉱業、卸売、機械、空運、非鉄金属、石油石炭など素材・資源関連を中心に買われている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が6割を超えている。 米国市場の上昇もあったが、やはりTPP交渉の進展が先高感につながっているとみられる。ただし、TPP最終発表は米国時間5日午前までない見通しであり、25日線レベルを一気に上放れるには、最終発表を見極める必要があるだろう。とはいえ、指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が揃って強い動きをみせており、下を売り込む流れにはならないだろう。 その為、相対的に出遅れているセクターや銘柄などへの見直しが中心になりやすい。また、TPPなどのテーマ株については、本日は材料が豊富なところでもあり、一先ずTPP関連へ集中し、低位の材料株が中心になりやすいと考えられる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は120円01銭付近、株高でもリスク選好につながらず ドル・円は120円01銭付近で推移。120円を挟んだ値動きとなった。 前週末のドル・円は、想定外の低調となった米雇用統計を受け、一時118円68銭まで売り込まれたが、米国株の上昇を受け、120円付近に値を戻した。週明け東京市場でも120円付近で推移している。 日経平均株価は前週末比200円超高となっているが、中国や米国経済の先行き不透明感から、ドル・円にリスク選好の動きは観測されていないもよう。 ただ、ランチタイムの日経平均先物は300円超高と堅調地合いとなっている。また、市場参加者の間で、日銀による10月追加緩和の思惑から個人や短期筋などのドル売りは想定しにくいことから、午後の取引でドル・円はやや買いが入りやすいと予想する。 12時26分時点のドル・円は120円01銭、ユーロ・円は134円82銭、ポンド・円は182円64銭、豪ドル・円は84円86銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンクG<9984>、Fリテ<9983>、ファナック<6954>が日経平均を押し上げ ・日産<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が弱含む ・TPP交渉大筋合意報道で関連銘柄が上昇 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 6件
6954 東証プライム
4,051
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
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7203 東証プライム
2,674
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
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時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9983 東証プライム
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時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
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時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17