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後場に注目すべき3つのポイント~中国が依然不安定で方向感の掴みづらい相場展開

2015/8/26 12:38 FISCO
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~中国が依然不安定で方向感の掴みづらい相場展開 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中国が依然不安定で方向感の掴みづらい相場展開 ・ドル・円は119円39銭付近、日本と中国の株価にらみ ・保険セクターが上昇率上位、保険業界再編の動き ■中国が依然不安定で方向感の掴みづらい相場展開 日経平均は反発。70.79円高の17877.49円(出来高概算17億6000万株)で前場の取引を終えた。中国の追加の金融緩和発表を受けて、欧州市場が軒並み反発を見せた流れのなか、幅広い銘柄に買いが先行した。ただし、米国については引け間際に売り込まれており、NYダウは200ドル超の下落に。また、反発して始まった上海市場が下げに転じるなど不安感は払拭できず、方向感の掴みづらい相場展開となっている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1500を超えており、全体の8割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇に。セクターではパルプ紙、海運が下げているほかは全般上昇しており、電力ガス、保険、電気機器、その他製品、輸送用機器が2%の上昇。 日経平均は一時18000円を回復する局面もみられたが、追加の金融緩和を発表した中国が依然として不安定であり、手掛けづらさが窺える。コマツ<6301>が4%超の下落となるなど、中国関連の明確な底打ちもみられないことも押し目買い意欲を後退させているようだ。 また、大阪225先物は寄り付き後1分間の値幅が200円と、依然として値振れが大きい。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ソフトバンクグ<9984>が重石となっている。インデックスに絡んだ商いで大きく変動しやすいため、結局は見送り姿勢につながりやすいようだ。そのほか、27日に予定されている米4-6月期国内総生産(GDP)改定値を受けた9月利上げ観測の思惑等も動きを鈍くさせよう。とはいえ、主力処はインデックスに絡んだ商いの影響を受けやすいが、足元で大きく下げている材料株などへは、個人の需給整理が一気に進捗しているとみられる。ポジションを減らしての押し目拾いのスタンスになろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円39銭付近、日本と中国の株価にらみ ドル・円は119円39銭付近で推移。日経平均株価や上海総合指数にらみの展開。 午前中の取引では、日経平均が一時100円超高と堅調に推移したことから、ドルに買いが入りやすい地合いだった。市場参加者の多くは上海総合指数の動向を注視している。目先、上海株が反発すれば、日本株買いやドル買いに振れる見通し。 ただ、米9月利上げ期待が後退しており、ドルは目先上昇しても119円台前半で伸び悩む可能性があろう。 12時35分時点のドル・円は119円39銭、ユーロ・円は137円47銭、ポンド・円は187円56銭、豪ドル・円は85円16銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日東電<6988>、TDK<6762>、富士重<7270>が日経平均寄与度値上がり上位 ・中国の景気減速懸念から売り込まれていた銘柄では、追加金融緩和を材料視 ・保険セクターが上昇率上位、保険業界再編の動き ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 7件
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17