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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループの動向が注目される

2015/8/20 8:32 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループの動向が注目される 20日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソフトバンクグループの動向が注目される ■外資系証券の注文動向:差し引き270万株の売り越し ■前場の注目材料:キリンHD<2503>、ミャンマー最大手ビールメーカー買収 ■ソフトバンクグループの動向が注目される 20日の東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。19日の米国市場は、中国経済の減速懸念を背景に原油価格が6年ぶりの安値を更新したことが嫌気された。FOMC議事録を受けて一時下げ幅を縮める局面もみられたが、NYダウは160ドルを超す下落となった。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の20100円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行しよう。ただし、日経平均は節目の2万円に接近する中、上海市場を睨みながらも底堅さを見極める展開になりそうだ。 物色は内需系に向かいやすいと考えられるが、指数の下支えとしてソフトバンクグ<9984>の動向が注目される。ニケシュ・アローラ副社長が、自社株600億円を個人で取得すると発表しており、需給面での下支えとして意識されそうだ。足元で調整をみせているKDDI<9433>、NTT<9432>など通信セクターの物色に広がりがみられるか。 一方で、原油安の中、資源・エネルギー関連は見送られる半面、紙パルプ、電力ガスといった原油安メリットセクターへ資金が流れやすいと考えられる。その他、上海市場が落ち着きをみせてくるようだと、改めて訪日客増を手掛かりとしたインバウンド関連への見直しに向かわせる可能性もあろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き270万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1210万株、買い940万株、差し引き270万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 8月13日(木):810万株の売り越し 8月14日(金):10万株の買い越し 8月17日(月):80万株の売り越し 8月18日(火):140万株の売り越し 8月19日(水):40万株の売り越し ■前場の注目材料 ・訪日客「年1800万人」達成ペース ・ソフトバンクG<9984>副社長、自社株600億円購入へ ・キリンHD<2503>、ミャンマー最大手ビールメーカー買収 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 4件
2503 東証プライム
2,204.5
9/4 15:00
+19.5(0.89%)
時価総額 2,014,913百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17