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*22:44JST 【市場反応】米6月米CPI/住宅着工件数、予想上振れドル買い 外為市場では予想を上振れた米住宅着工件数やコアインフレ率を受けてドル買いが優勢となった。ドル・円は123円96銭から124円17銭へ急伸。ユーロ・ドルは1.0895ドルから1.0862ドルへ下落した。 米商務省が発表した6月住宅着工件数は前月比+9.8％の117.4万件と、市場予想の110.6万件を上回った。また、住宅着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数の6月分は前月比+7.4％の134.3万件と予想の115万件を上回り3か月連続の増加となったほか、住宅市場のピーク2007年7月以降8年ぶりの高水準となった。この結果を受けて、今後の住宅着工件数も大幅な伸びが期待される。 同時刻に米労働省が発表した6月消費者物価指数（CPI）は前月比+0.3％と、予想通り5月+0.4％から低下。前年比では+0.1％と5月の横ばいから上昇、年初来で最高となった。連邦準備制度理事会（FRB）が注視している燃料と食料品を除いたコア指数は前月比+0.2％、前年比+1.8％とそれぞれ予想通り、5月の+0.1％、+1.7％から上昇。 【経済指標】 ・米・6月米消費者物価指数（CPI）：前月比+0.3％、前年比+0.1％（予想：+0.3％、+0.1％、5月：+0.4％、0.0％） ・米・6月米消費者物価コア指数：前月比+0.2％、前年比+1.8％（予想：+0.2％、+1.8％、5月：+0.1％、+1.7％） ・米・6月住宅着工件数：117.4万件（予想：110.6万件、5月：106.9万件） ・米・6月住宅着工許可件数：134.3万件（予想：115万件、5月：125万件） 《KK》